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【2025年最新】SBI証券連携口座!住信SBI/新生銀行の徹底比較

【2025年最新】SBI証券連携口座!住信SBI/新生銀行の徹底比較

SBI証券の連動口座はどっち?住信SBIとSBI新生の違いと乗り換え理由

NTTドコモの買収によりSBIの資本が入った銀行がSBI新生銀行に一本化される影響で、SBI証券の連動口座を「住信SBIネット銀行」から「SBI新生銀行」へ切り替える動きが広がっています。
背景には、他にも金利や手数料の優遇制度、外貨対応、グループ再編といった多くの要因が関係しています。

この記事では、以下のポイントを徹底解説します👇

住信SBIネット銀行とSBI新生銀行の違いを比較(金利・手数料・自動連携)
変更手続きの手順と注意点(スムーズな連携切替の方法)
外貨出金・NISA・積立設定への影響
SBIグループ内の資本再編と将来戦略の動向
◉ 投資スタイル別に見るおすすめ連携先の選び方も紹介

どちらを選べば「損をしないのか?」を判断するために、現時点での最適な選択肢と注意点をわかりやすくまとめました📘
これから口座変更を検討する方は、ぜひ参考にしてください。


目次

🧭どっちを選べばいい?目的別おすすめチャートで迷わず判断!

SBI証券の連動口座をどちらにすべきか?」と迷っている方のために、投資スタイル別に合う銀行をすぐに判別できるフローチャートをご用意しました🧠

以下のチャートを参考に、自分に最適な連携先をサクッとチェックしましょう👇

スクロールできます
質問YESの場合NOの場合
株式を日常的に売買している住信SBIネット銀行次の質問へ
投信積立を中心に使いたいSBI新生銀行次の質問へ
外貨建て資産の利用を検討している住信SBIネット銀行次の質問へ
ATM手数料の優遇を最大限活用したいSBI新生銀行次の質問へ
SBIグループとの連携強化を重視したいSBI新生銀行住信SBIネット銀行へ

上記チャートの流れに沿って答えることで、どちらの銀行があなたに向いているかがひと目でわかります✨

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あくまでも現時点(2025年6月)の話です。
株式を日常的に売買している → SBI新生銀行となる日も近いと思います。


判断に迷う場合は、以下のポイントもあわせてチェックしてください👇

株式取引が中心の人はリアルタイム反映ができる住信SBIネット銀行が便利
投資信託中心の人は自動入金に強いSBI新生銀行がおすすめ
外貨出金の必要がある人は、外貨対応がある住信SBIネット銀行が有利
ATM無料や金利優遇を重視する人SBI新生銀行のダイヤモンドステージが魅力
将来もSBIグループと連携し続けたい人は、より中核的な役割を担うSBI新生銀行が安心感あり

このチャートと比較ポイントを使って、あなたにぴったりの連動口座を選んでください📈


SBI証券の連動口座を変更する理由とは?

SBI証券の連動口座をなぜ変更する人が増えているのか?
その背景には、サービス内容や優遇制度の違い、SBIグループ内の再編による動きが関係しています。

現在、連動口座として多く利用されている住信SBIネット銀行に加え、SBI新生銀行を新たに連携先として選ぶユーザーが増えています。

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住信SBIネット銀行株式会社の普通株式に対する公開買付けの開始、及び資本業務提携契約の締結に関するお知... 株式会社NTTドコモは、住信SBIネット銀行株式会社の賛同のもと、住信SBIネット銀行の発行している普通株式を対象とする公開買付けを実施することおよび、ドコモによる住信S...
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NTTドコモによる住信SBI証券の買収で、SBIグループから外れます。
そのため、確実にSBI証券との連動口座としては新生銀行が上になると思います。

それぞれに異なる特徴があり、「どちらが自分の投資スタイルに合っているか」を見極めることが重要です。


なぜ変更を検討する人が増えているのか?

ATM手数料や振込手数料の無料回数を最適化したい
普通預金金利の優遇を最大限に活用したい
投資信託の積立に特化した自動スイープ機能を利用したい
◉ SBIグループ内での資本比率の変化を意識して、新生銀行との連携に将来性を見出している
スマートフォンアプリの使いやすさやサポート体制の違いを重視する人が増えている

SBI証券では連動口座の変更により、金利や手数料、利便性など複数の面で大きな影響があるため、しっかりと比較・検討することが求められます。


【完全ガイド】SBI証券の連動口座を住信SBIからSBI新生へ変更する手順

SBI証券の連動口座を変更するには、住信SBIネット銀行での設定解除とSBI新生銀行との連携申込の2段階が必要です。
どちらの操作もオンラインで完結できますが、タイミングと順序に注意することが重要です。


🏦ステップ① 住信SBIネット銀行でSBIハイブリッド預金を休止

まずは、現在利用中のSBIハイブリッド預金を停止する必要があります。
このサービスが有効なままだと、SBI新生銀行との新規連携が行えません

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SBIハイブリット預金の休止後は、SBI新生銀行に切り替える前提。
そのため、事前にSBI新生銀行を口座開設して置きましょう。

◉ 住信SBIネット銀行にログインし「お客さま情報」から「SBIハイブリッド預金(休止)」を選択
◉ 預けていた元本はSBI証券の総合口座へ自動振替される
◉ 利息分は円普通預金口座に入金される仕組み
◉ 申請が15時までなら翌営業日、15時以降なら翌々営業日に反映される

※ハイブリッド預金は一時的に休止した後でも、再開可能です。

1️⃣ 住信SBIネット銀行にログインする。

住信SBIネット銀行

2️⃣ 「口座情報・入手金」のタブか登録情報の「お客様情報照会・変更」を選ぶ。

お客様情報紹介・変更

3️⃣ お客様情報紹介ページが表示されたら画面を下にスクロールし、SBIハイブリッド預金の「休止」を選ぶ。

SBIハイブリッド預金 休止する

4️⃣ SBIハイブリッド預金 休止画面が表示されるので「WEB取引パスワード」を入力し、「確定する」を選ぶ。

5️⃣ SBIハイブリッド預金 休止完了

SBIハイブリッド預金 休止完了
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これで、SBIハイブリッド預金の休止は完了。
割とあっさりと休止できます。
忘れやすいので平日の15:00前に行って、翌日に休止完了させるのがオススメです。


🔁ステップ② SBI証券でSBI新生銀行との連携を設定

ハイブリッド預金の休止が完了したら、次はSBI証券とSBI新生銀行を連携させましょう。
この連携により、SBI新生コネクトリアルタイム入出金機能が利用可能になります。

◉ SBI証券にログイン後、「Myページ」→「お客さま情報」→「SBI新生銀行関連サービス」へアクセス
◉ 「SBI新生コネクト」に申し込むことで投信積立の自動入金余剰資金のスイープアウトが可能に
◉ 設定完了後、「当社からのお知らせ」に手続き完了通知が届くため、見逃しに注意
◉ 15時までに手続きすれば、当日中に利用を開始することも可能

ハイブリッド預金の休止と新生銀行の連携申込は同日に行わない方が安全です。
同日手続きによって、重複やキャンセルが発生するケースがあります。

1️⃣ SBI証券にログインし、右上の「My設定」を選ぶ。

My設定

2️⃣ 上部のメニューから「お取引関連・口座情報」を選ぶ。

3️⃣ お取引関連・口座情報の画面を下にスライドし、SBI新生コネクト「お申し込み」を選ぶ。

住信SBI銀行のハイブリッド預金の休止をしていないと申し込みできません

住信SBI銀行のハイブリッド預金の休止をしていない

4️⃣ 画面の指示に従って申込みを進める。


✅チェックポイントまとめ

事前にSBI新生銀行の口座開設が必須
◉ 資金の振替先・引落先の変更設定も忘れずに確認
リアルタイム入出金は即時反映・手数料無料で利便性が高い
◉ 投信積立に限っては毎日自動で資金移動されるため、手間が減る
◉ 株式などの都度購入には、リアルタイム入金を利用する必要あり


徹底比較|住信SBIネット銀行 vs SBI新生銀行 あなたに合うのはどっち?

SBI証券との連携口座を変更する際、最も気になるのは「どちらが自分にとって使いやすいか」です。
ここでは、資金移動のしやすさ、手数料の優遇、金利面の3つの視点から、両行を比較していきます。


🚀資金移動のしやすさ(自動連携 vs 手動入金

ハイブリッド預金(住信SBIネット銀行)は、証券口座と完全自動連携されており、預金残高がそのまま買付余力に反映されます。
取引ごとに入金操作を行う必要がなく、即時かつスムーズな資金運用が可能です。

一方、SBI新生銀行のSBI新生コネクトは、投資信託の積立のみが自動入金の対象です。
株式やETFなどの購入には、リアルタイム入金サービスを都度利用する必要があります。

ハイブリッド預金は完全自動スイープで即時反映
新生コネクトは投信積立のみ自動対応、株式購入時は手動入金が必須


💰手数料と優遇サービスの違い

どちらの銀行も、SBI証券との連携を通じてATMや振込手数料の優遇制度があります。
ただし、制度内容や条件は異なりますので、自分の利用スタイルに合った方を選びましょう。

住信SBIネット銀行では、「スマートプログラム(スマプロランク)」により、利用状況に応じて最大月20回まで手数料が無料になります。
SBI新生銀行は、連携するだけで「ダイヤモンドステージ」が適用され、一定の無料回数が保証される点が魅力です。

スマプロランクとダイヤモンドステージの無料回数に注目
ATMや他行振込の無料条件がそれぞれ異なるため要確認
スマホアプリの操作性も使い勝手を左右する大事なポイント

住信SBIネット銀行の条件

住信SBIネット銀行の条件

出典:住信SBIネット銀行

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スマート認証NEOというスマホ認証を使えばランク2。
さらに、1円以上の外貨預金&ハイブリッド預金&給料受取の3つでランク3までは簡単に実現できます。


SBI新生銀行の条件

SBI新生銀行の条件

出典:SBI新生銀行

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「SBI証券との口座振替契約」または「SBI新生コネクトの設定」でダイヤモンドステージになります。
セブン、イーネット、ローソンはATMの利用回数制限無し!
ATM利用回数に関しては、住信SBIネット銀行の10回もあれば十分ですが、一応はSBI新生銀行の方が制限がないのでお得です。


SBI証券との口座振替契約

口座振替契約

出典:SBI新生銀行

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住信SBIネット銀行のハイブリッドを使いつつ、SBI新生銀行のダイヤモンドになるには「口座振替契約」で実現可能です。
SBI新生銀行の口座付加変え契約により、SBI証券への即時入出金と投資信託購入時の自動入金に対応ができます。
住信SBIネット銀行のSBI証券での改悪がなければ、この設定で良いと思います。


📈普通預金金利と優遇の影響

金利面でも、連携口座の選び方で差が生まれます。

住信SBIネット銀行のハイブリッド預金は、通常よりも高めの金利が設定されており、過去には0.21%(税引前)の実績もあります。
一方、SBI新生銀行は「ダイヤモンドステージ」適用により、普通預金金利が最大0.4%(税引前)まで優遇されるケースがあります。

ハイブリッド預金の金利は約0.21%の実績あり(時期により変動)
ダイヤモンドステージ適用でSBI新生銀行の金利が0.4%に上昇する可能性あり
◉ 預金金利の差は、運用資金の規模が大きいほど影響も大きい

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現金の預金はほとんどないので、私は影響が少ないですが預金の金利が0.21%(ハイブリッドの場合、普通預金は 0.2%)と0.4%(普通預金)。
普通預金の金利でもSBI新生銀行が勝ります


🔐セキュリティ・サポート体制の違いもチェックしておこう

口座連携を選ぶ際は、金利や手数料だけでなくセキュリティ面やサポート体制も重要な比較ポイントです🛡️

アプリの使いやすさはよく注目されますが、トラブル発生時の対応力や個人情報の保護体制の違いにも目を向けましょう。


🛡セキュリティ対策はどちらも高水準。ただし強化策に違いあり

両行ともに、二段階認証・生体認証・不正ログイン検知などの基本的なセキュリティ対策を実装しています。

ただし、以下のような違いがあります。

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項目住信SBIネット銀行SBI新生銀行
認証方式生体認証・SMS・専用アプリでのワンタイムパスワード対応ワンタイムパスワード+メール認証対応(生体認証は一部端末)
セキュリティアプリ提供あり(スマート認証NEO)なし(端末標準セキュリティを利用)
セキュリティ通知不審ログイン・海外アクセス検知の自動通知あり通知設定は任意でのメール連絡のみ

住信SBIネット銀行は生体認証や専用アプリでの安全性が高い
SBI新生銀行は標準機能中心だが、ワンタイムパスワード対応で最低限は確保
スマートフォン利用が多いなら、生体認証や専用アプリのある住信SBIが安心感あり

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住信SBIネット銀行はセキュリティ強化のためにセキュリティアプリをランクの条件にしている点は印象が良いです。


SBI新生銀行のスマホ認証端末の登録・解除

1️⃣ SBI新生銀行にログインする。

登録情報の変更

2️⃣ 「スマホ認証端末の登録・解除」を選ぶ。

スマホ認証端末の登録・解除

3️⃣ 画面に表示されたQRコードをスマホで読み込んで、アプリ導入&認証を完了させる。

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スマホ認証サービスは専用アプリを入れて、30秒のみ有効のワンタイムパスワードを生成します。
入力が遅い人は時間切れして、大変かもです。


📞サポート対応の質や受付時間にも注目

意外と見落とされがちなのが、カスタマーサポートの対応スピードと営業時間の違いです📞

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項目住信SBIネット銀行SBI新生銀行
電話サポート平日9時〜17時(混雑時はつながりにくい)平日・土日9時〜17時(比較的つながりやすい)
チャットサポートあり(AIチャット+有人切り替え)なし(電話・メールのみ)
よくある質問の充実度高い(検索性も高評価)一般的(ページ内にリンク形式)

サポート重視派にはSBI新生銀行の方がつながりやすい傾向
住信SBIネット銀行はAIチャット対応で時間外も問い合わせが可能
複雑な問い合わせや操作に不安がある人は、サポート体制の差も要チェック


📊サービス・機能の詳細比較表

SBI証券の連動口座として「住信SBIネット銀行」と「SBI新生銀行」のどちらが向いているかを判断するために、主な項目を一覧表で比較しました。

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比較項目住信SBIネット銀行SBI新生銀行
資本関係SBI出資比率約34% → 0%
※NTTドコモ傘下に移行予定
SBIグループで約69.8%出資(支配的)
自動入出金ハイブリッド預金で証券口座と即時反映投信積立のみ自動。株式などは手動入金
普通預金金利0.20%(税引前)
ハイブリッドで0.2%
0.4%(税引前・ダイヤモンドステージ)
ATM手数料無料回数月10回(ランク2)無制限(ダイヤモンドステージ)
他行振込手数料無料回数月10回(ランク2)月10回(ダイヤモンドステージ)
外貨出金対応米ドル出金などに対応原則不可(外貨出金未対応)
サポート体制チャット・AI対応あり
平日9〜17時電話受付
土日も電話サポート対応(9〜17時)
アプリ操作性高評価。直感的UIで資産状況も見やすい機能は限定的。操作性はややシンプル
今後の連携可能性NTT主導の金融戦略に組み込まれる見込みSBI証券との連携深化が予想される
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今後のSBI証券によるSBI新生銀行の優遇は目に見えるので、早めにメインバンクをSBI新生銀行に変えようと思います。


✅比較表からわかる注目ポイント

株式売買が多いなら、即時反映が便利な住信SBIネット銀行
投信積立・ATM利用中心なら、金利優遇が大きいSBI新生銀行が有利
今後のSBIグループ戦略を重視する人は、新生銀行との連携に注目
外貨取引やチャットサポートの充実度は、住信SBIネット銀行が上

この比較表を参考に、自分の投資スタイルに最も合った連携口座を選びましょう


⚠見落としがちな注意点と制限にご注意を

SBI証券の連動口座を変更する際は、利便性や金利だけでなく、
見落とされがちな制約や注意点もしっかり把握しておくことが大切です。

設定ミスや思わぬトラブルを防ぐためにも、以下の項目は事前に必ず確認しておきましょう。


🌐外貨出金はSBI新生銀行では基本的に非対応

SBI新生銀行では、SBI証券との外貨出金連携が原則としてできません。

住信SBIネット銀行では可能な米ドルなどの外貨出金が、新生銀行では不可である点は重要な違いです。
今は円貨メインで運用していても、将来的に外貨建商品へ投資する可能性がある方は要注意です。

外貨口座の連携は住信SBIネット銀行の方が柔軟に対応
SBI新生銀行では外貨出金不可(原則)なので事前確認を推奨
◉ 外貨を扱う予定がある場合は、口座変更自体を見送る判断も検討

SBI証券
米ドル投資 SBI証券ではじめよう!|SBI証券 日本円の資産だけしかもってない。大丈夫かな・・・。外貨投資に興味があるけどなにから始めたらいいの?はじめて外貨を持つなら、値動きが確認しやすく、流動性が高い米ド...
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SBI証券の米ドルリアルタイム為替手数料は0円です。
そのため、基本的に気にしなくていいです。


🧾NISA口座への影響はないが、誤解に注意

SBI証券の連動口座を変更しても、NISA口座自体の移管にはなりません。
金融機関をまたいでNISA口座を変更するには、別の手続きが必要で、年1回の制限や資産の移管不可といったルールが存在します。

連動口座の変更は、NISA制度の金融機関変更とは別モノ
NISA口座自体には直接の影響なし(ただし証券口座内の資金移動には関係)
◉ NISA関連の操作と誤って認識しないように注意


🔄自動振替・積立設定の再確認は必須

口座を切り替えることで、これまでの積立設定や自動振替が解除される場合があります。
SBI新生銀行とSBI証券の連携後は、新たな積立設定・資金移動の仕組みに合わせて再設定が必要になるケースがあります。

旧連携先で行っていた積立設定が引き継がれないこともある
「SBI新生コネクト」での自動入金は投信積立に限定
◉ 株式購入などの都度取引にはリアルタイム入金の活用が必要

出典:SBI証券連携サービス・SBI新生コネクト

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住信SBIネット銀行も普通預金はSBI証券の買付余力には反映されず、ハイブリッド預金への振替が必要。
ハイブリッド預金は普通預金に振り替えないとATMで引き出せない。
そのため、住信SBIネット銀行の自動入出金が便利とも言いづらいです。


🔗SBIグループ内の資本構造と今後の戦略的ポジション

SBI証券の連動口座を選ぶ上で、グループ内の銀行の資本関係とその戦略的な位置づけを把握することは極めて重要です

特に近年は、SBIグループの再編や提携戦略が加速しており、今後の金融連携に影響を与える可能性が高まっています。


📊SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の資本構成の違い

現在、SBIグループにおいて圧倒的な出資比率を誇るのが「SBI新生銀行」です。

表にすると以下のようになります。

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銀行名SBIグループ出資比率現状の特徴
SBI新生銀行約69.8%グループ傘下で支配力が強く、再編の中心的存在
住信SBIネット銀行約34%→0%NTTによる買収決定でグループ外資本が主導に転換へ

※2025年時点の情報


🔮今後の中核銀行は「SBI新生銀行」になる可能性大

SBI新生銀行は、連携サービス・資本関係ともにグループの中核として再編される流れが強まっている
住信SBIネット銀行は、NTTドコモの連結子会社となることで、SBIグループからは事実上独立の方向へ
今後、証券・銀行間の連携施策や優遇は、SBI新生銀行を中心に再設計される可能性が高い


⚖️判断のカギは「今後もSBIグループとの強い結びつきを重視するかどうか」

住信SBIネット銀行は従来、ハイブリッド預金や即時反映の強みで多くのSBI証券ユーザーに選ばれてきました。

しかし、資本関係の変化と経済圏の分離が進めば、将来的なサービスの維持や優遇の継続に不確実性が生じる可能性もあります

そのため、「連携の一貫性」や「今後のアップデート対応」を重視するなら、SBI新生銀行との連携が安心材料になると考えられます。


💡どちらを選ぶべき?目的別おすすめパターン

連動口座の選択は、投資スタイルや重視する優遇サービスによって最適解が変わります
ここでは目的別におすすめの銀行を整理しました。


🔁株取引メインなら住信SBIネット銀行

リアルタイムスイープ対応で即時の資金移動が可能
株式売買を日常的に行う投資家にとっては操作の手間が少なく効率的
ハイブリッド預金の活用で自動入出金がスムーズに反映されるのも魅力


💰積立メイン+優遇重視ならSBI新生銀行

「SBI新生コネクト」で投信積立は自動連携に対応
ダイヤモンドステージ達成で普通預金金利の優遇やATM無料回数が拡充
振込手数料の無料回数も多く、日常使いに強みあり


🔍最終判断のポイント

両行の連携仕様、適用条件、特典の違いを確認しておくことが重要
特に「外貨出金」や「自動振替対応範囲」などは見落とされやすいため注意
将来的なグループ再編や経済圏統合の流れも意識しておくと安心


🧐筆者が注目している「ちょっと気になる2つの視点」

連動口座選びでは金利や手数料が注目されがちですが、実際の使い勝手も重要です。
ここでは、私が個人的に気になったポイントを2つご紹介します。

🚀ことら送金の利便性に注目

ことら送金は、対応する銀行間で10万円以下の送金が無料&回数制限なしという新しい送金サービスです。
振込手数料は月10回無料なので必須ではありませんが、ちょっとしたお金の移動に非常に便利です。

特に、自分名義の複数口座間の資金移動では、回数を気にせず気軽に使えるのが嬉しいポイント。
「細かい資金管理をしたい」という人には強力なサポートになります💡

10万円以下の送金が手数料無料で回数制限なし
◉ 対応銀行間での資金移動がスムーズ
自分名義の口座間送金に最適

住信SBIネット銀行SBI新生銀行のどちらも対応済みなので、この点に関しては差はありません。


📱スマホATM対応状況の違いに注意

もう一つ注目しているのが、スマホATM機能です。
セブン銀行・ローソン銀行などで、スマホアプリだけで現金の引き出し・預け入れが可能になる便利な機能です。

私はキャッシュレス派なので現金を使う機会は少ないのですが、それでもいざという時にカードなしでATMが使える安心感は大きいです。
特に、財布の中のカードを減らしたいミニマル志向の人にはありがたいサービスです✨

スマホだけでATM入出金が可能(物理カード不要)
財布にカードを入れたくない派にぴったり
◉ コンビニATMを活用する頻度が高い人にとっても便利


🔍この機能に関しては対応状況に差があり、

銀行名スマホATM対応
住信SBIネット銀行✅ 対応済み(セブン・ローソンなど)
SBI新生銀行❌ 非対応(2025年6月時点)

現在、SBI新生銀行ではスマホATM機能が利用できないため、今後の対応に期待したいところです。


スマホATMに対応銀行

スマホATMに対応銀行

出典:セブン銀行


💬ユーザーの声からわかるリアルな評判

SBI証券の連動口座を変更した人たちの実際の声をもとに、それぞれの銀行に対するリアルな評価を紹介します。

SNSやレビューサイトなどで確認された口コミから、満足点・不満点を具体的に整理しました。


📱住信SBIネット銀行に関する評判

ハイブリッド預金による即時反映やスムーズな操作性が好評です。

◉ リアルタイムで資金が反映されるので、チャンスを逃さず株を買えるのが便利
◉ スマホアプリが見やすく、残高と買付余力をひと目で確認できる
◉ スマプロランク達成がやや手間だけど、達成すれば手数料無料枠が大きい
◉ 外貨預金や米ドル出金対応があるので、海外投資との相性がいい

一方で、「今後NTTドコモ傘下に移ることへの不安」を口にするユーザーもいます。


🏦SBI新生銀行に関する評判

投信積立との相性の良さや、金利優遇の高さに好感を持つ声が目立ちます。

◉ 口座開設+連携だけでダイヤモンドステージが適用され、ATMや振込の無料回数が一気に増えた
◉ 普通預金金利0.4%(税引前)はかなり魅力的。他にない高水準
◉ アプリは必要最低限だけど、日常の入出金には問題なし
◉ 投資信託の積立がスムーズに設定できて、運用がラクになった

ただし、「株式やETFの購入には都度手動入金が必要なのが不便」という声もありました。


❓よくある質問(FAQ)

SBI証券の連動口座変更に関して、ユーザーからよく寄せられる疑問点をまとめました。


Q1. SBI証券の連動口座変更はいつでもできる?

◉ 手続きはいつでも可能
◉ ただしハイブリッド預金の休止反映や新生連携の反映タイミングに注意が必要


Q2. 変更に手数料はかかる?

変更手数料は無料
◉ 各銀行の手数料体系が変わる可能性はあるため、個別に確認が必要


Q3. NISA口座に影響はある?

連動口座の変更だけではNISA口座に影響なし
◉ NISA金融機関の変更には別途専用の申請が必要


Q4. 外貨預金や外貨出金はどちらの銀行が対応している?

住信SBIネット銀行は外貨対応が柔軟
SBI新生銀行は外貨出金が不可(原則)なので、将来的な外貨運用がある人は注意


Q5. どちらの銀行が「得」なの?

株取引重視なら住信SBIネット銀行が便利
金利や積立重視ならSBI新生銀行が優位


Q6. 一度変更したあと、再度戻すことは可能?

可能だが、同じ手続きを繰り返す必要あり
◉ 再度住信SBIに戻すにはハイブリッド預金の再開申込が必要


📝まとめ|SBI証券の連動口座を選ぶ前に押さえるべきポイント

SBI証券の連動口座変更は、単なる銀行の切り替えではありません。
手数料・金利・操作性・将来性に直結するため、慎重な判断が求められます。

以下のチェックポイントを参考に、あなたに合った選択を見つけてください👇

株式取引メインなら住信SBIネット銀行がおすすめ(リアルタイム反映でスムーズ)
積立投信+金利優遇を重視するならSBI新生銀行が有利(ダイヤモンドステージで優遇多)
外貨建商品を扱う予定がある人は、住信SBIを選んだ方が安心(外貨出金対応)
将来的なSBIグループとの連携重視なら、SBI新生銀行の方が中心的存在になる可能性が高い
◉ どちらを選んでも事前の設定・自動振替・積立再設定は必ず確認しましょう

どの選択肢にもメリットと注意点があります。
投資スタイルと今後の運用戦略に合わせて、最適な連携先を選ぶことが資産管理の第一歩です📈

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