資産1億円を達成したい人は多いでしょう。今回は、20代の内はお金を使えの記事を書きます。これで60歳時点で公開しない人生を送ることができます。
- 20代の内はお金を使うを実施すると、その後にお金の貯め時はない
- 20代の内に作った資産を運用すると、60歳で1億近い資産になる
- 50代で後悔するのは結局、お金を貯めてこなかったことになる
必ずしもお金を使うことが、経験を積むことになるとは限りません。
20代のうちはお金を使うに限る・・・
20代のうちはお金を貯めずに使った方が良い。という話をよく聞きました。その「良い」の意味がどういう意味なのかは、蓄財するには良いという意味ではなく、人生の体験として良いという意味であるとは思います。もしも、経験に対する投資だったとしたら、その後にあまりにもその成果が出ていない人が多すぎます。
特に根拠はなさそうですが、これが常識的な雰囲気はありました。実際に20代で貯蓄額は中央値で9万円なので、実体として20代でお金を貯められている人は少ない。と言えます。
一方でお金の貯め時というものがあります。基本的に3つです。①結婚するまで、②子供が小学校のうち、③子供が大学卒業から退職まで、です。
人生の貯め時を具体的に数値化してみる
平均初婚年齢は男性で31歳、女性で29歳。さらに平均出産年齢は31歳です。第二子の出産の平均年齢は33歳。結婚し、子供を2人持ち、平均だったと仮定すると下記の通りとなる。第二子の大学卒業年齢は上手くストレートで進んだとして夫は56歳と60歳手前になる。
つまり、出産が早い人ならばまだしも、普通の年齢や少し遅めの年齢に子供を授かった場合には③子供が大学卒業から退職までの期間という貯め時は存在しない。
さらに、中学校からお金がかかる前提。子供の中学受験を考える可能性はないでしょうか?私の場合には東京在住なので、普通に中学受験が横行しており、実際に受けないにしても検討は行う家庭は多い。そして、実際に中学受験を試みる場合には小学校3年生の2月から、塾代という大きな出費がのしかかる。
さらに事前に公文式などのお稽古事をやらせようと思うならば、3歳ごろからお稽古費用もかかってきます。周りがお稽古事をやっていても、うちは意地でも子供にお金をかけないということであれば別ですが。。
夫年齢 | 妻年齢 | イベント | 備考 |
---|---|---|---|
22歳 | 20歳 | 夫 大学卒業 | 20代のうちはお金を使う |
23歳 | 21歳 | ||
24歳 | 22歳 | 妻 大学卒業 | |
25歳 | 23歳 | ||
26歳 | 24歳 | ||
27歳 | 25歳 | ||
28歳 | 26歳 | ||
29歳 | 27歳 | ||
30歳 | 28歳 | ||
31歳 | 29歳 | ||
32歳 | 30歳 | 結婚 | お金を使う終了期間 |
33歳 | 31歳 | 第一子 出産 | |
34歳 | 32歳 | ||
35歳 | 33歳 | 第二子 出産 | |
36歳 | 34歳 | 第一子 学習準備 | |
37歳 | 35歳 | ||
38歳 | 36歳 | ||
39歳 | 37歳 | 第一子 小学校入学 | |
・・・ | ・・・ | ||
42歳 | 40歳 | 第一子 小学校4年生 | 第一子 中学受験準備 |
・・・ | ・・・ | ||
44歳 | 42歳 | 第一子 小学校卒業 | |
・・・ | ・・・ | ||
54歳 | 52歳 | 第一子 大学卒業 | |
・・・ | ・・・ | ||
56歳 | 54歳 | 第二子 大学卒業 |
平均として貧しい時代は常識的が貧乏になる
結論としては、結婚して子供を持つというような多く人が普通と考えそうな生活を送る場合、お金の貯め時は実際のところ20代のうちしかないと言えます。20代の時はお金を使った方が良いなどと言ってしまうと、そのあとも貯める機会はなく、貯めれないということです。
実際に中央値ベースでは、20代で9万円だった平均資産額は30代で100万円に増えるものの、40代で47万円、50代で80万円です。実態としてもまったく貯まっていません。一方で50代の平均資産額は1391万円だったりするので、持っている人と持っていない人の差は50代で大きく開きます。
30代でも中央値100万円の資産額が、平均値では594万円。20代の内に貯めていた人が平均値を延ばします。
さて、この20代で約600万円の資産を築いた人が30歳から株式投資をして、60歳になったとします。運用期間は30年です。その後は一切の資産投入をせずにその資産だけを米国株式投資するといくらになっているか?ですが、実際の値として30年で8倍になります。
つまり、600万円は8倍の4800万円になっている訳です。これが20代の内にお金は使うに限るを信じずに蓄財に励んだ成果です。もちろん、600万円は平均値でしかなく、貯蓄を全くしていない人の資産も含まれるので、貯蓄に取り組んだ人の資産は倍の1200万円はあるでしょう。
この金額が8倍になると9600万円、約1億円です。つまり、20代の内は貯蓄に励んだ方が良いし、その資産は運用に回した方が良いということです。日本では資産運用という概念が弱く、20代のお金が運用によって60歳時点で大きく育っているという前提がありませんので、この点も常識を疑う必要があります。
30歳まで散財した後でいきなり蓄財が可能になることはありませんし、結局、その時の生活スタイルがそのまま続き、お金が貯められる人は貯め続け、貯められなかった人はそのまま無貯蓄になるわけです。今は、中流階級という存在がなくなり格差社会。平均像が貧しいのに、それを信じて平均だから大丈夫と世間のノイズを信じてしまうと、自分が貧しくなるので気を付けましょう。
20代のうちこそ、自分の将来の収入が実際に上がるような自己投資や資産を増やす投資など、投資にお金を使いましょう。50代で普通の人のようにお金の計画で後悔しないようにしましょう。
とは言え、お金が作れるまで節約続きはきついので働いて3年間だけはお金を使うなど、使う体験もしておくと良いと思います。
まとめ
今回は、20代の内はお金を使えについての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。
- 20代の内はお金を使うを実施すると、その後にお金の貯め時はない
- 20代の内に作った資産を運用すると、60歳で1億近い資産になる
- 50代で後悔するのは結局、お金を貯めてこなかったことになる
つまり、後悔しない60歳を迎えるには20代からも資産形成がおすすめです。そのため、お金の勉強を早いうちから実施しましょう!
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