Raspberry Pi 5を買いたいけど使えるか不安な人は多いでしょう。今回は、実際に買ってみてセットアップした感想の口コミ記事を書きます。これで実際に買う前に設定できそうか知ることができます。
Raspberry Pi 5の事前準備
Raspberry Pi 5が日本向けに出荷が開始されました。販売元はスイッチサイエンスで、8GBモデルは既に売り切れとなっています。2/13から注文を受け付け開始していて、すぐに申し込んで本日到着しました。
箱はいつも通りで下記のような感じです。至ってシンプル。
箱を開けると下記のような感じで、基板と多言語マニュアル。しかし、日本語はない。と、ちょっと理解不能な注意書き的なペラ紙。さらに謎の小さなパーツ(下記の赤枠)が入っています。おそらく、電源ボタンではないかと予想してますが、固定できないから謎です。
今回のRaspberry Pi 5ですが、USB-Type Cの電源にはなるのですが、推奨5V / 5A、最低5V / 3Aと電流の要件が高めで、手元にあるUSB ACアダプターだと対応が無理でした。そこで購入したのが下記のACアダプターです。USB Type Cのケーブルは持っているのを適当に流用します。
1ポートで十分だったのですが、2ポートでないとこのワット数のUSB ACアダプターがなく、ブランドも安いのが良いけど無名すぎると実際に記載通りのワット数がなくて使えない可能性があるので、ある程度の信頼ができて、価格が安いAnkerを選びました。24Wでこの値段は普通に無名ブランドと同じくらいの値段です。(実際に使うと5Aが出ないとエラー出るので、もうちょっとワット数多いの買った方が良いかもです。3000円くらいに値段上がりますが。)
ACアダプター以外にも必要となるのが、HDMI Type-D端子(マイクロHDMI)です。2端子あるのはありがたいのですが、よくあるType-A端子ではないので、なかなか接続するケーブルは持っていないことが多いと思います。
持っていない場合には、下記のようなケーブルを買うといいと思います。
私の場合には、Raspberry PI 4を持っているため下記のような変換ケーブルが手元にありました。この小さなHDMIはRaspberry Pi 4以降で採用されました。Raspberry Pi 3の時は普通サイズで1ポートだったので、2ポートになったための対応と思われます。
これはRaspberry Pi 5に限った話ではないのですが、ラズパイを使うにはmicroSDが必要です。下記の裏面の銀色の部分にさします。
サイズ的には32GBでもいいと思うのですが、後でソフトを入れてみたりを考えるとちょっと余裕をもって64GBがオススメです。値段も32GBと64GBで100円違う位です。
Raspberry Piは基本的にはパソコンのようなものなので、キーボードとマウスも必要です。せっかく小さいハードウェアなので、キーボードはコンパクトなものを選ぶといいと思います。私はRaspberry Pi 4の時のものを流用しています。
上記までで、準備が完了です。持っていないものがあれば、Raspberry Pi 5と一緒に注文しておくことがおすすめです。不足していると、基板だけが届いても全く使えないので。。最後に落とし穴としてあるのが、microSDリーダーです。パソコンに接続ポートがあればいいですが、ない場合にはカードリーダーも買っておきましょう。もちろんHDMI接続のモニターも。。
microSDにOSをインストール
準備が整ったらあとは、実際に動くかどうかの検証です。ここから先の作業は特に今までのRaspberry Piと違いはありません。まずは、microSDの中に初期状態のOSを入れる作業です。具体的には下記のホームページからRaspberry Pi Imagerをダウンロードしてインストールします。
パソコンのmicroSDポートにmicroSDをさしておきます。そして、インストールしたソフトを起動すると下記のような画面が出てきます。
今までと違うところでいうと、ソフトを久しぶりに入れたからなのですが、デバイスにRaspberry Pi 5が加わっている点です。
デバイスとOSとストレージ(対象となるmicroSD)を選んで、書き込みボタンを押すと作成が開始されます。OSをどれを選ぶべきか?ですが、基本的には素直にRaspberry Pi OS 64bitを選んでおくのがおすすめです。
各種接続を行って電源ON
microSDの準備ができたら、マイクロHDMIポートに接続。(もう一方のHDMI端子は液晶ディスプレイに接続)
マウスとキーボードのUSBアダプターを接続。
OSを入れたmicroSDを接続。
最後に電源を接続します。すると勝手に起動し始めます。あとは、画面のステップ通りに設定を進めていきます。とはいえステップ数は少なくて、ユーザーIDとパスワード、無線接続の設定くらいです。
ちなみに今回のRaspberry Pi 5には電源ボタンが搭載されています。OSが起動した後で電源ボタンを押すとRaspberry Pi 5の電源を落とすことができます。そして、そのあともう一度、電源ボタンを押すとRaspberry Piの起動ができます。
Raspberry Pi共通の使い方については下記の記事をご覧ください。
まとめ
今回は、実際に買ってみてセットアップした感想についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。
- HDMIはmicroHDMIなので注意。
- microSDは64GBで十分。
- 電源ボタンが増えた。
つまり、Raspberry Pi 5を購入するには事前に機器を準備をしておくのがおすすめです。そのため、Amazonでポチりまくりしましょう!
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