AppSheetでエラーを解決したい人は多いでしょう。今回は、Unable to syncエラー対策の記事を書きます。これでデータベースを復旧することができます。
- AppSheetはスプレッドシートに列を入れるとエラーで動かなくなる
- Data-Columnsで表示されるシートでRegenerate Structureで復旧できる
- 挿入した空白列はShowタイプで追加され、追加時のページ送りになる
Unable to syncエラーで同期できない
AppSheetのアプリを起動すると特に問題なさそうに見えるのに、右上の同期ボタンがエラーになっています。そして、そのボタンを開くと「Unable to sync」というエラーが出ています。この対策を今回は考えてみたいと思います。
この場合のアプリ開発側サイトを見ると、下記の通りしっかりErrorになっています。
元のデータベースは下記の通りでした。
これが例えば下記のように無駄な列が入ってしまった場合に、上記のようなエラーになります。
データベースを更新して正常化させる
では次に、下記のように列が入ってしまった場合でも正常に動作するようにしたいと思います。
まず、左のメニューの「Data」を選んだ後で「Columns」タブを選びます。
そして、対象のシートを選びます。
開いたシートの右上に「Regerate Structure」ボタンが表示されるので押します。
確認画面が表示されるので、Regenerateを選択します。
自動追加されるTYPEのShowについて
Regenerateを実施したら、下記のように無事に更新されました。
NAMEにColumns_4で、TYPEにShowが設定されています。
上記のメニューで左側の鉛筆マークを押して出てくる画面は下記の通りです。
このTYPEでShowって何だろう?と思うのですが、これはアプリ側で追加ボタンを押すとわかります。
いつも通りに項目の追加画面になるのですが、右上に「次へ」ボタンがあります。つまり、自動追加された列までの項目が入力できるようになっているのです。
そして、次へを押すと自動追加された後の列の項目が表示されます。そして、右上には保存ボタンが表示されているので、これを押すことでいつも通りに項目の追加が完了します。
まとめ
今回は、Unable to syncエラー対策についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。
- AppSheetはスプレッドシートに列を入れるとエラーで動かなくなる
- Data-Columnsで表示されるシートでRegenerate Structureで復旧できる
- 挿入した空白列はShowタイプで追加され、追加時のページ送りになる
つまり、Unable to sync対策をするにはRegenerate Structureがおすすめです。それにより、データベースを再構築しましょう!
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