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コロワイドの大量の新株発行
「すべてはお客様と社員のために」が経営理念のコロワイド。
株主のための会社でありません。
ですので、大量に発行及び売り出しを行います。
新株発行
公募:当社普通株式 10,000,000 株
株式売出
オーナー保有分:当社普通株式 600,000 株
第三者割当 オーバーアロットメント:当社普通株式 1,590,000 株(公募・売出しの数量を超える需要がある場合、大株主から借りて公募・売出しと同一条件で投資家に販売)(特定の第三者に新株を引き受ける権利付与し、新株を引き受けさせる@野村證券)
これは、非常に大きな公募及び売り出しです。
まずは、公募の影響・・・。
現在の発行済株式総数 75,313,541 株
増資後の株式総数 86,903,691 株
→株式価値は86.7%への希薄化です。最低でも、-13.3%の株価下落です。
コロワイドが発行する株式の総量と比率
そして、流通今回の流通株式数は「12,190,000株」です。
増資後の株数で見てもいいのですが、現在の株主数と比べるとします。
12,190,000/75,313,541=16.2%
いまの株数に対しては、16.2%の株式が新たに流れ出します。
需要が持つでしょうか・・・。
なお、コロワイドの株式は四季報の情報で浮動株は「61.5%」=46,317,827株です。
一方で、新規流通株式の12,190,000株のうち、第三者割当の1,590,000株を除いた10,600,000株。
10,600,000株/46,317,827株=22.9%
現在の浮動株に対してこれだけの新たな浮動株が追加となります。
なお、現在のPTSは「現在値 1,959↑ 基準値比 -139 (-6.63%)」です。
その日程ですが下記の通り。
新株の発行価格は9月1日から7日までのいずれかの日に決定
払込期日は9月8日から14日までのいずれかの日
コロワイドだけじゃない、飲食店の苦境
第一四半期で黒字化、通期も黒字化見込みだったので結構な驚き。
ただ、外食産業は辛いんだろうなと思います。
コロワイドはM&Aで弱ってたとは言え大手。
これ、短期借入金の返済にも使うので中小の飲食店はさらに辛いことでしょう。
不正受給だらけの持続化給付金で生き残ったゾンビ企業の倒産はこれから・・・。
となると、やはり外食産業の増資は今後も増えそうです。
近所のかっぱ寿司が潰れてコロワイド、アトムは売り抜け済み。
すかいらーく、トリドール、サイゼリア、安楽亭などの外食優待も売りました。
株価が思った以上に上がって利回りが悪くなっていたので・・・。
ただ今度は、株価が落ちそうです。
必要以上に大きく落ちるなら買い時でしょうか・・・。
結論
最後に恐ろしいのは株主優待の改悪でしょうか。
廃止こそないけれど半額化などはありそうです。
今回で20%ダウン)(まず1800円程度)、更に株主優待改悪で20%・・・最終着地は1600円程度というのもありそうです。
半年ほど前の2020年11月~12月はそのくらいの株価でしたしね。。
【アトム、コロワイド株主優待廃止リスク】優待廃止はありえるか?
https://aoi345.com/finacial-independenc/corowide-atom/