高配当銘柄で株価も上がる銘柄に投資したい人は多いでしょう。今回は、増配オリックスに投資すべきかの口コミ記事を書きます。これで投資判断に役立てることができます。ただし投資の決定はご自身の判断でお願いします。
- 今回の増配で配当利回りが3.5%を超える水準になりそう
- 背景には好調な企業決算で、期末の増配も期待できそう
- 現在の株価であれば、追加で投資したい
オリックスの配当が前期比45%増加
オリックスの決算で、増配が発表されました。中期の配当金は62.17円で今までの予定が49.3円だったので、26%の増配になります。前期は42.8円だったので、前期比でいうと45%増と大きな増配になります。
オリックスの配当履歴は下記の通りです。前期通りの配当え今の株価であれば配当利回りは2.8%程度でした。しかし、24年3月の配当金は55.8円、今回の増配を見ると25年3月の配当金は今回の増配を考えても55.8円以上になると考えられます。
オリックスの過去の配当を見ても、中期の配当と同じ配当金額を期末の配当金額にすることが多いです。そうなると期末も62.17円。そうなると年間配当金額124.34円になります。
現在のオリックスの株価は3,493円。それに対して配当金が124.34円であるとすると年間配当利回りは3.56%になります。
純利益も前期比で約40%の増加と絶好調
今回の配当ですが、増配の背景は好調な企業決算です。売り上げというよりも利益面の影響が大きく、営業利益20%、純利益で約40%の増加です。
この背景を見ても、期末は最低でも今回の金額規模の増配は期待できそうです。
オリックスに今後の投資を続けるべきか?
高配当銘柄ではないけど、高配当に期待の銘柄として紹介したオリックスですが期待通りに増配してくれました。期末の方の配当だけを意識して、中期配当の方を見落としていたので、オリックスの株を多少は買い増ししたものの、来年初に買い増しする予定だったので、少し誤算でした。
今回の増配を受けて既に株価は3%程度上がりましたが、翌週の値動きも多少はあると思います。これを見極めていく必要はありますが、今後の投資をどうするか考えていきたいと思います。
高配当銘柄には3.5%の配当利回りが欲しく、オリックスは現在の株価であれば問題なし。ただし、今回の決算を受けて株価が上がっていくことも予想されます。そのため、配当利回りが3.5%以上を維持している時に投資が理想ですが、来年まで資金がない。
リース会社の1つには高配当銘柄として投資する予定で、オリックスの配当は低かったので割と三菱HCキャピタルに投資していました。しかし、配当性向が43%になるなど増配は続けてくれそうだけれど、増配率は下がりそうな予感でした。そこで、規模が大きくて代わりになる銘柄として狙っていたのがオリックスでした。
こちらは、優待の廃止で経費削減いよる利益増加効果に期待。それが配当に回ると考えると配当性向を高めずに増配が期待できる。今の株価のままであれば買い続けても良さそう。一方で、高配当銘柄投資であるため低くても配当利回りが3%以上は維持してほしい。そう考えると株価が4144円を超えるようであれば、買い増しは流石にきついかなと感じています。
追記 2024/11/11
オリックスですが、配当だけではなく自社株買いにも積極的です。配当に関しては下期も増配見込みで通期で133.2円(下期71.03円)ということで期末決算は昨年実績で55.8円でしたから、下期は27.3%の増配予想。中期と同じ程度です。
さて、そんなオリックスの株価ですが現在価格で3,410円。133.2円の配当に対して3,410円。予想配当利回り3.9%になります。他のリース会社と近しい配当利回りになり、増配傾向。自社株買いも継続中で企業規模も他の会社と比較にならない規模。株価3800円位までは3.5%の配当利回りなので買いやすく、4400円位までは他の株価も上がっているようであれば買える水準であると思います。
まとめ
今回は、増配オリックスに投資すべきかについての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。
- 今回の増配で配当利回りが3.5%を超える水準になりそう
- 背景には好調な企業決算で、期末の増配も期待できそう
- 現在の株価であれば、追加で投資したい
つまり、リース業界への高配当投資をするにはオリックスへの投資がおすすめです。
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