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超悲惨な現実の資産シミュレーション共働きと投資有無

 幸せな人生…特に老後を過ごしたい人は多いでしょう。今回は、超悲惨な現実の資産シミュレーションの口コミ記事を書きます。これでお金に困らない人生を送るために何をするべきか知ることができます。

  1. そこそこの収入でも子供2人で妻が扶養内働きだと破綻&子供が奨学金
  2. 「投資を行う」か「妻が正社員」を続ければプラスは維持できるが余裕はない
  3. 妻が正社員を続け、投資に注力すれば、驚くほどの資産が築ける
目次

資産シミュレーションの前提となるシナリオ

 どのような生活をすればお金が貯まるのかを考えてみる。大学を卒業した22歳から男性の平均寿命の81歳まで。そのために、各想定をしてみる。まずは、仕事面の想定シナリオから。

仕事

22歳で働き始める。年収は400万円程度で、初年度はボーナスが少ないので50万円ほど年収が減る。
その後は、年間10万円ほどは年収が上がっていく。
しかし、給料が上がらないのに嫌気がさして27歳で年収550万円くらいの仕事に転職、同じく初年度はボーナス分が50万円減るとする。その後は、年間10万円ほどは年収が上がっていく。
さらに年収を上げようと32歳で2回目の転職。年収650万円くらいの仕事に転職、同じく初年度はボーナス分が50万円減るとする。しかし、年収は上がらない。
37歳で3日目の転職。今回は年収750万円の仕事に転職でき、順調に年収を上げていく。

しかし、45歳からは仕事選びの選択肢が限られてくると考え、年収は600万円程度に減ってしまうとする。
仕事は60歳で辞めて、65歳から年間200万円程度の年金暮らし。
60歳の退職時には退職金を1000万円貰うとする。

 次が結婚

結婚

平均程度の31歳で結婚。そして、結婚式や新婚旅行、新生活の費用として出費として300万円がかかる。
ただし、収入面は夫婦共働きのため増える。
妻の仕事については「正社員継続の年収300万円」と「扶養内の年収100万円」の2パターンを想定する。
子供は35歳の時と38歳の時で二人の子供を持つとする。
妻も仕事は60歳で辞めて、65歳からは正社員の場合には年間150万円程度、扶養内の場合には年間80万円程度の年金暮らし。
60歳の退職時には正社員の場合のみ、退職金を500万円貰うとする。

 次に、税金

税金

税金や社会保障の費用を含めた手取りは70%~80%程度になる。
そのため、収入の80%を手取りとして計算する。

 次に、生活費

生活費

生活費は社会人1~2年目はお金を使い切ってしまう。
しかし、3年目から年間50万円程度は貯蓄しようと年間280万円(月23万円)程度の生活に抑える。
1回目の転職をして収入が上がった後は、少し生活をグレードアップして、年間330万円(月27.5万円)程度の生活をする。
結婚をして二人の生活になると二人の合計よりは生活費が抑えられるため、年間480万円(月40万円)程度の生活をする。
子供が生まれると生活費が年間100万円ほど増えて、年間580万円(月48万円)に増える。更に子供が二人になると年間680万円(月57万円)に増えるため、生活が厳しくなってくる。
子供が中学、高校、大学になると更に入学費などが上乗せになり、中学の入学時に50万円、高校の入学時に100万円、大学の入学時に200万円の出費を追加する。

子供が22歳になった後は子供の分の生活費は減る。更に65歳の年金暮らしを始めてからは行動範囲が減って、年間の生活費は二人暮らしても年間380万円程度(月32万円)に。70歳になったらさらに生活費が減って、年間330万円(月27.5万円)程度になる。

 最後に、投資

投資

投資に関しては株式のみを投資対象とし、残りは現金とする。
株式のリターンは7%と仮定。
保有資産の全てを投資に回るわけではないので「投資90%=リターン6.5%=税引き後5.2%」と「投資0%=リターン0%」を想定する。

資産シミュレーション

 一つ目のシミュレーションは、妻が正社員を続け、株式に資産の90%を投下した場合。株式投資が右肩上がりで成功するという現実はないものの、54歳で資産1億円を達成。

妻が正社員を続け、株式に資産の90%

 世の中の多くの人は投資をしない。そのため、投資によるリターンがない場合のシミュレーション。この場合には60歳で資産はピークを迎え、2000万円~3000万円を維持はできる。

妻が正社員を続け、投資はしない

 妻が正社員を続けるのではなく扶養内の年間100万円程度の収入になる場合。しかし、投資は全力の90%を投下する。こちらの場合には投資のリスクが高くなりすぎるので危険ではあるものの、投資のリターンが功を奏して、プラスを維持できる。

妻は扶養内で働き、株式に資産の90%

 最後は、妻が扶養内で働き、投資もしないパターン。実はこのパターンが一番現実的ではないかと考えられる。この場合には、貯蓄らしい貯蓄ができないだけではなく、子供が大学生になるタイミングで家計が破綻する。そのため、子供には奨学金を使ってもらうことが必須となる。また、退職金をもらってもそれでは不足になるため、老後が成り立たない。

妻は扶養内で働き、投資はしない

 そのための対策としては、子供2人ではなく1人に抑える。更に60歳で仕事を辞めずに、65歳で年金がもらえるまでは働き続ける。これで、何とか資産プラスを維持できる。

妻は扶養内で働き、投資はしない、子供を1人で65歳まで働く

資産形成を成功させるための正解

 以上が資産シミュレーションになります。前提としている収入ですが、転職などをして年収が750万円程度までは上げる想定をしているのですが、実際にはこの年収まで届かない人の方が多いでしょう。そうなると当然ながら生活費は設定したよりも抑える必要があります。

投資にはメンタルが必要

 投資をした場合にも、そのリターンは安定しているわけではなく上下があります。投資をする場合のシミュレーションを採用する場合にには、この上下を気にせずに投資し続けられるメンタルが必須になります。そのため、妻が扶養内で投資90%という選択肢はリスクが高すぎて現実的とは言えません。

妻の働き方で大きな差が出る

 普通の人が資産形成をしたい場合には、夫婦で正社員でしっかり収入を増やして、投資も可能な限り多い割合を投下することが最大の近道です。日々の節約や副業による収入アップも多少の効果はあると思いますし、支出が過剰に多い場合には他で努力しても無駄ですが、正直なところ、人による差はそれほど多くないのです。食費が2倍になることもないですし、子供のお稽古事を増やすのも限界があります。

 もちろん夫が年収が想定以上に遥かに多く稼げる場合には別ですが、そのような人は例外であり、そもそもの設定した収入よりも少ない人が大多数。そのため、60歳以降も働いている人は6割を超えるのです。男性の平均寿命は82歳だったとしても健康寿命は72歳です。70歳まで働くことになれば、健康余命は2年。65歳でも7年になります。

イレギュラーにも対応可能なメインプラン

 そのため、メインプランとしては60歳で仕事をやめれる資産を築いておくのがおススメとなります。FIREのように30代や40代のリタイアを目指すのも、健康寿命を考えて、その時の生活を充実させたいならば理解できる話です。ただし、そのレベルを目指すと生活が仙人みたいな生活になるか、収入が異常に多いなどでないと無理なので、目標としては45以降の50代で到達したいラインになります。

まとめ

 今回は、超悲惨な現実の資産シミュレーションについての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。

  1. そこそこの収入でも子供2人で妻が扶養内働きだと破綻&子供が奨学金
  2. 「投資を行う」か「妻が正社員」を続ければプラスは維持できるが余裕はない
  3. 妻が正社員を続け、投資に注力すれば、驚くほどの資産が築ける

 つまり、普通の人が資産形成を成功させるには夫婦共働きと全力投資がおすすめです。

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