PLOT作成に時間がかかると分かると、これを何とか効率的に作成したいという。
となると前回のAdvanced Optionの部分の調整が必要になります。
これをどうすれば良いのかというのが下記に書いてあります。
Chia plotting basics
ここで書いてあるのが100GBのデータ容量を作るのに高性能パソコンで5時間。
それなりのパソコンで9〜12時間とのこと。
ローエンドのパソコンだと1日~2日かかるレベルです。(私の手元のPentium Mパソコン)
私のパソコンの最適な設定は何?って思いますが、それについては分からないと言うのが現状。
そのうち推奨をつくるとのことです。
一次保存先は前に書いた通りで、SSDが良い。
そこで、思いついたのがUSBのSSDってどうなんだろうという事。
これ、実際にやってみました。
SSD500GBのUSB3.0メモリでやってみると・・・。
失敗しました。
途中でどうしても止まっていしまう。。
まずFAT32でのフォーマットは無理として、NTFSでも挑戦。
それでもだめだったのでexFATも挑戦。
いずれもダメでした。。
理由は分かりませんが、USB-SSDを一時保存先にする作戦は失敗に終わりました。。
やはり、M.2とかのSSDgが良いのでしょう。
それに対応しているパソコンを持っていないなら普通にSATAの内臓SSDでしょうか。。
くれぐれも、OSとは別のSSDを使いましょう。。
さて、設定の話に戻ります。
kサイズは前回の通り32で良いとして、Advanced Optionsについてです。
最初がRAM Sizeです。
どれだけパソコンのRAM領域を使うか?ですが、k=32の場合には推奨値が書いてありました。
こちらもMiBという単位なので注意が必要です。
RAM MiB: | 最小 | 中 | 最大 |
---|---|---|---|
ビットフィールド | 2500 | 3400 | 6750 |
ビットフィールドなし | 1400 | 3500←なんかおかしい。。 | 3990 |
最大設定を超えてRAMサイズを設定しても意味が無いとの事です。
最大に設定すると良いと思いますが、実際のところ初期値の3390でも大きく差が無さそうです。
RAMを大量に積んでいるパソコンなら6750に設定しておけば良いと思います。
ここで気になるのがビットフィールドです。
これがChiaのどういう計算に影響するのかはあまり良く分からないのですが、データをコンパクトにまとめる手法だそうです。
これはChiaの設定のDisable bitfield plottingで無効(初期値は有効)にできるようですが、ビットフィールドを使うと処理が早くなるという事です。
だから、これも初期値で有効のままで良いでしょう。
使わないパターンとして考えられるのは上記でもわかる通り、メモリーが少なくて済む点でしょう。
とはいえ、高速に処理をしたいと思うのでメモリーが足りるなら、その点も無視で良いと思います。
ビットフィールドの効果については、10%高速になる・・・という予定ですが、まだ予定。。
高速なSSDを使うと特に速度効果はないって書いてありました。
ただ、SSDに書き込むデータ容量は、ビットフィールドを使うと12%減るそうです。
SSDやHDDは消耗品なのでこの点は良いと言えると思います。
なお、Chiaでは一時保存に260GB、最終保存に110GB程度だからと言って、SSDやHDDへの書き込みがそれだけではない点に注意です。
何回も書きこんで、消しての計算をしながらPLOTが作られているからです。
この数TBに及ぶ書き込みが低減されるというのですから、ビットフィールドの利用は有効と言えます。
SSDだと高速化の効果ないという事ですが、普通のだと高速化の効果があるようです。
その効果は20%高速だそうで、HDDだとビットフィールドは既に高速化を実現してると言えます。
という訳で、基本的に無効にする必要はない機能と言えます。
と、まだRAMサイズにしか言及していませんがとりあえず、続きはまた次回で。。