株式の不思議な引力 ①無理をして株価が吊り上がっている銘柄の株価は落ちる。

2be7e4a0b6e1b1b1a9b5bb34d1c20dd9

 

株式の不思議な引力

①無理をして株価が吊り上がっている銘柄の株価は落ちる。
ガンホー、ライザップ、MTG、ペッパーフードサービス。

上がっている時は根拠なく無制限に上がりそうな印象のまま株価が上がり続ける。
そして、その期間は思った以上に長い。
しかし、落ちた時は無残にも落ちて概ね元の位置に戻る。

②圧倒的なブランド力は永遠の割高株を生み出す。
日本マクドナルド、オリエンタルランド。

不祥事があっても、経営が大幅に悪化しても、それでも株価が落ちない。
その割には上がるべく局面ではしっかり株価が上がる。
利回りの低い株主優待が株主を引き付ける。
長期投資で、ブランド力の重要さを思い知る。

③巨大成長企業は想像以上に成長を続ける。
アマゾン、グーグル、フェイスブック。

いずれも世界トップの米国企業、日本企業ではないのが寂しい。
これらの現状はすでに成長の余力がないくらい素晴らしい。
しかし、それでも成長を続ける。

株式を買うときにはイマイチ、しっくりこないのですが、それでも長い目で株式相場を見るとそうなっているから驚きです。

 

さて、そんな不思議な引力のある相場ですが、もう一つの法則。
④会社が利益を出し続ければ、増収増益を続けていなくても会社の株価は上がる。

今年より、来年、来年より、再来年と成長していなければ株価は中々上がりにくい。
長期的にしりすぼみになるから。
しかし、それでも何とか利益を出し続けている企業の株価は長期で上がる。

成長が鈍化しても利益を出し続けているからなのですが、日経平均を見てもバブルの異常値を除くと概ね右肩上がり。
米国のダウ工業平均やS&Pなどのチャート、ワールドインデックスのチャートを見ると右肩上がりな訳です。

 

で、それを踏まえて投資方針を変えました。
今までは、小規模(時価総額200億未満)・割安株のイベント発生の株価上昇待ちがスタイルでした。
ただ、中小規模の銘柄ですと取引量が少ない。
正直数百万程度であれば良いのですが、1銘柄に1~3千万を突っ込もうとすると自分の売買で株価が上下。
さらに、買い増すにしても窓が開いていて損をすることも。
1日で全ての株を売り放つのも無理な訳です。

で、規模を中規模(時価総額500億程度)以上に上げました。
これで、私程度の資金力であれば概ね影響は抑えられます。

また、成長株というジャンルにも挑戦しようというのが新しい試みです。
自分の感覚で投資スタイルをコロコロ変えるのが、割といつも通りです。

 

で、初めての私の成長株投資銘柄「メルカリ」です。
あくまでも国内銘柄。
ただ、PER200倍レベルの銘柄は今までに買ったことがありませんでした。
10倍を切る銘柄が15倍くらいになるのを狙っていましたので。

今回の一番のポイントは自分自身がメルカリをよく使うからです。
そして、ラクマを使っていたのに結局自分もメルカリに落ち着いたというところもポイントです。
プラットフォームは定着さえすれば稼ぎが大きく、そして、参入障壁が高いです。
あとは、アマゾンのクラウドのようにこれを活かしつつ、別のお金になる金融系事業が伸びてPER200倍が高くない日が来ることを信じています。
タイミング的にもそろそろ黒字化になるタイミング、さらに東証プライムへの昇格期待というイベント的要素もあります。

 

その次のターゲットが「高配当銘柄」です。
今までは優待などを重視してきて配当はそれほどだったのですが、優待がおいしくないのもあって、高配当を魅力に感じました。

この高配当の一つ目が「ジャックス」です。
PER7倍未満と割安です。
そのうえで、成長を続けている。

さらに、配当利回り5%に近いという驚異の高配当利回りながら、配当性向が30%に満たない。
つまり、さらに継続的に増配が見込めます。

高配当の二つ目は「NTT」です。
安定の超大型インフラ銘柄です。

NTTドコモを吸収して、成長も期待できる。
さらに携帯料金値下げの影響も結果としては非常に限定的だった。
一番の危険そうな波を超えて、安定して成長しています。
それなのに配当利回りは4%近く、配当性向も3割程度。
大型株なので、買いたいときに買えて、売りたいときに売れます。

ただ、サプライズ的な株価上昇には期待できない。
ですので、配当をゆっくり貰える一方で、日経平均に株価の上昇速度でおいていかれる懸念はあります。

高配当の3つ目。
それは「ナフコ」です。
PER5倍程度と、超割安銘柄。
配当利回りも3%を超えているのに、配当性向20%程度です。

コロナ特需の反動もあるものの、業績も利益率が順調に上昇。
それでも売られているのはホームセンターの市場が抱える市場全体の成長は望めない点でしょう。
そこにさらにニトリの島忠買収で大波乱。

さらに下がるリスクがある銘柄ですが、逆に言うと売られすぎで何かサプライズがあれば上がる可能性も。
まぁ、この点はどこのホームセンター銘柄も似たようなものです。
他社からのM&Aや自社株買いなどによって株価が大幅に釣り上がる可能性もある。(市場が伸びない以上、M&Aは現実的な選択肢)
この銘柄の場合は東証プライムに昇格を期待しつつ、その場合のTOPIX買いというイベント的要素も踏まえての選択です。

あとは、個人的な隠し玉が「高速」という銘柄です。
長期安定成長銘柄で、そこまで規模は大きくないものの無事に東証プライム適合を受けています。
配当も3%を切ってますし、PERも12倍とやや割安程度。
ただ、安定感が良いので、安心して保有できますし、時価総額が少ないので何かプラスサプライズがあれば跳ね上がりも期待できます。

 

東証プライム入りが絶望的でTOPIX売りの株価の頭抑えが怖くなってすべて売り払った「クニミネ工業」の資金をこれらに振り当ててみました。
ついでに分散もできたので良かったです。
何しろ、集中させすぎてて、自分の売り上げ株価が下がって売り損しましたので。。
それでもかなりの利益が出て、税金が非常に不満ですが。

 

【株主優待廃止リスク】アトム、コロワイドなどの優待廃止はあるか?
https://aoi345.com/finacial-independenc/corowide-atom/

あわせて読みたい
[コロワイドとアトム株主優待廃止リスク]倒産や優待廃止はありえるか? こちらもご覧ください↓↓↓【株価暴落】危ないコロワイド炎上、公募増資(新株式発行及び株式売出し)https://aoi345.com/finacial-independenc/colowide-capital/ 【まずは...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次