Windows11正式対応のPCを購入したい人は多いでしょう。今回は、PanasonicLet’snoteCF-SZ6/SV7/SV8/SV9比較と注意点の口コミ記事を書きます。これで軽量で高耐久のノートパソコンを安く購入することができます。
- PanasonicLet’snoteCF-SZ6はCPUが第7世代でWindows11の正式対応外
- PanasonicLet’snoteCF-SV7ならば、第8世代でWindows11の正式対応
- CF-SV8はCPUの世代が変わらず、CF-SV9は価格が上がりすぎる
Windows10が2025年10月サポート終了で新しいパソコンを買う
来年はWindows10のサポート終了の年です。2025年10月14日に終了のため、OSをWindows 11にアップデートしなければなりません。サポート終了をしても使い続けることはできますが、セキュリティーパッチなどの提供も終了するので、インターネットに接続するパソコンとしてはリスクが高くなります。
古いパソコンにWindows11をインストールするのも良いのですが、仕様要件というのがあり、現在のパソコンが古ければインストールできない可能性があるので、場合によってはパソコンの買い替えが必要になります。
上記の要件は割と満たせることが多いのですが、TPM 2.0対応が問題で、これはパソコンのCPUに関係があります。具体的には下記のMicrosoftのホームページにCPUの対応表があるのですが、IntelのCPUでいうと結論から言うと第8世代以降であることが必要になります。
対策としては無理やり第7世代以前のCPUにWindows11を入れてしまう方法もあるのですが、これをやると基本的には非対応になるので、いつ使えなくなるか分からないというデメリットがあります。
そのため、素直にCPUが第8世代以降のパソコン購入するのがお勧めです。
持ち運びに便利な高耐久と軽量なPanasoni Let’s note
パソコンの持ち運びに最適な耐久性に優れている人気シリーズがPanasonic Let’s noteです。ビジネス用途で使われていて、これらがリース期間切れのタイミングで大量に中古が出回り、まだ全然使えるのに激安という中古パソコンが大量に存在しています。
現在、大量に出回っているコンパクトなビジネスノートはCF-SZ6、CF-SV7、CF-SV8、CF-SV9になります。これらについて解説したいと思います。12.1型(1920×1200)のディスプレイを搭載する軽量B5ノートパソコンです。
Panasonic Let’s note CF-SZ6
Let’s noteの軽量パソコンでとにかく最安値で購入したいという要望に応えるノートパソコンです。Core i5モデルながら、価格は1.6万円程度なので気軽に買える点がおすすめポイントです。Windows11とMicrosoft Office 2019をインストールしている点も魅力です。
ただし、SSDは256GBしかないので、これは流石に小さいから512GB以上のサイズにしたいとなると下記の価格になります。また、CPUが第7世代である点も注意が必要です。Windows11が入った状態で売られてはいますが、正式対応ではないCPUを使っているので、継続での利用に若干リスクがあります。 メモリーは8GBで、オンボードのため増設や変更はできません。
Panasonic Let’s note CF-SV7
CPUが第7世代では1つ足りないので、第8世代のモデルを選びたいという思いを実現できるのがこのモデルになります。やはり、第7世代と第8世代ではWindows11のサポート有無が異なるので、価格差はそれなりに出ます。SSDを256GBで抑えるのではなく、ある程度使う前提で512GBに上げようとすると、値段は3万円程度になります。
Windows 11に対応を目指してパソコンを買い替えるのであれば、こちらのモデルを選んでおくのが無難でしょう。Microsoft Officeに関しても2019から2021と新しいモデルになっている点もうれしい点です。同じく、メモリーは8GBで、オンボードのため増設や変更はできません。なお、このモデルからUSB Type Cが追加されています。
Panasonic Let’s note CF-SV8
さらにもう一つ新しいモデルの価格を見ておこうということで、見ておきたいのがこちらのCF-SV8です。細かく見てみるとCPUが新しくはなっているのですが、第8世代のままです。
こちらの商品はOfficeも2019であり、価格も若干高くなっているから、これなら素直にCF-SV7の方がいいと思います。同じく、メモリーは8GBで、オンボードのため増設や変更はできません。
Panasonic Let’s note CF-SV9
では、更に新しいモデルを見てみるとCPUの世代が第8世代から第10世代に変わります。ただし、Core i5とCore i5のため、性能に大差はありません。そのため、価格が上がるほどの価値はないと思います。同じく、メモリーは8GBで、オンボードのため増設や変更はできません。
次にWindows 12 OSが出た場合に、CPUが第10世代以降のみ対応などとなったら価値はありますが、第14世代が出ている現在の状況からすると出ても第12世代以降などと第10世代のCPUも切られる可能性があるわけで、そのような未知数の情報に対して、出す金額ではないと思いますので、素直に第8世代CPUのパソコンがいいと思います。
CF-SZ6/SV7/SV8/SV9の比較表
Amazonで売られているLet’s noteのコンパクトシリーズの比較ですが下記の通りになります。価格重視でCF-SZ6でも良いのですが、Windows11目的で買うならば、お勧めはCF-SV7になります。
CF-SZ6 | CF-SV7 | CF-SV8 | CF-SV9 | |
---|---|---|---|---|
Amazon価格/調査時 | 16,800円 | 24,800円 | 28,800円 | 51,000円 |
SSD512GB時 | 21,200円 | 29,800円 | 31,880円 | 64,100円 |
CPU | Intel 第7世代 | Intel 第8世代 | Intel 第8世代 | Intel 第10世代 |
Windows11対応 | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
OS | Windows11 | Windows11 | Windows11 | Windows11 |
MS Office | 2019 | 2021 | 2019 | 2019 |
USB Type C | × | 〇 | 〇 | 〇 |
メモリー | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
メモリ増設 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
液晶サイズ | 12.1インチ | 12.1インチ | 12.1インチ | 12.1インチ |
上記の結論から、お勧めのパソコンは下記のモデルです。
メモリー8GBが足りないという人にはメモリー16GBのモデルもお勧めです。メモリーが増えるだけではなく、SSDも512GBで、さらにCPUがCore i5ではなくCore i7になります。ただし、価格が上がるので中古にする魅力はやや落ちますので、私ならばCore i5モデルにしますかね。
まとめ
今回は、PanasonicLet’snoteCF-SZ6/SV7/SV8/SV9比較と注意点についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。
- PanasonicLet’snoteCF-SZ6はCPUが第7世代でWindows11の正式対応外
- PanasonicLet’snoteCF-SV7ならば、第8世代でWindows11の正式対応
- CF-SV8はCPUの世代が変わらず、CF-SV9は価格が上がりすぎる
つまり、Let’s noteで最適なモデル選択をするにはCPU第8世代モデルがおすすめです。そのため、CF-SV7を購入しましょう!
Windows11パソコンに興味がある人は、下記の記事もチェックしてください。