AppSheetで翻訳機能を搭載したい人は多いでしょう。今回は、AppSheetで日本語で入力した情報を英語に翻訳して表示する方法の記事を書きます。これで海外対応することができます。
AppSheetで日本語で入力した情報を英語に翻訳する
AppSheetで日本語を英語に翻訳したい場合の方法です。AppSheetに翻訳関数があるわけではないので、GoogleスプレッドシートのGoogle翻訳関数を使います。
①下記のようにGoogleのスプレッドシートを作成します。B列は空白で、A列に日本語を入れます。
②そして、B2セルに下記の式を入れます。
③入力すると Loading… と表示され、その後で英語の訳が表示されます。
④B2列を下方向にドラッグ&ドロップします。
⑤スプレッドシートの「拡張機能」の「AppSheet」から「アプリを作成」を選びます。
⑥アプリの作成がされてウィンドウが表示されますので、右上の「×」を押します。
AppSheetのアプリが表示れるので確認します
これで翻訳アプリ自体は完成となりますので、動作を確認しましょう。
①下記のようにアプリが立ち上がります。
②右側のウィンドウの右下の「+」を押します。
③下記のウィンドウが表示されます。
④翻訳前のテキストボックスに例えば「おつかれさま」と入力し、右下の「Save」を押します。
⑤下記のように項目が追加され、下に翻訳後の文章が表示されます。
以上で、翻訳が完了します。
スプレッドシートの翻訳を活用するための注意事項
AppSheetで計算式が入っている列は自動的に「編集不可」になるので、設定は不要なのですが、もしも編集が可能になってしまうと、データ入力のタイミングで関数が消されていしまいます。
もし、編集可能になっているはこの部分を編集不可にする必要があるので、その部分を確認しておきましょう。
①左のメニューから「Data」を選びます。
②上部のタブから「Coluns」を選びます。
③Columnsの中に表示されている「シート1」を選びます。
④NAMEの「翻訳後」がEDITABLE?にチェックが入っていないことを確認します。
まとめ
今回は、AppSheetで日本語で入力した情報を英語に翻訳して表示する方法についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。
- AppSheetの翻訳ではスプレッドシートの翻訳関数を活用する
- 翻訳後の関数が消えないようにその列の編集を不可にする必要がある
- その他に関してはAppSheetのアプリ自動生成でほぼ対応が終わる
つまり、AppSheetで翻訳するにはスプレッドシートの関数がおすすめです。そのため、GOOGLETRANSLATEを活用ましょう!
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