AppSheetでファイル生成したい人は多いでしょう。今回は、AppSheetでエクセルやPDFファイルを新規作成する方法の記事を書きます。これでファイル生成アプリを作ることができます。
AppSheetで作成ファイルの設定を行う
無料プランであっても、ファイルを作成できる点がAppSheetの優れた点です。その手順を説明します。
①AutomationのTasksを選びます。
②下のウィンドウのNew Taskを選びます。
③Task categoryのCreate a new fileを選びます。
④Templateの右のCreateボタンを押します。
⑤Templateの欄に文字が表示されます。
⑥Template右側のViewボタンを押します。
AppSheetで作成するファイルの設定を決める
①Googleドキュメントが開きます。これが作成されるファイルフォーマットです。<<[***]>>で表示されている項目がAppSheetのColmunの値で可変値になります。
②DataメニューのColumnsのタブを選びます。そしてトリガというNameのデータをNumberというTYPEで用意しておきます。(Googleスプレッドシートで値を用意します)
③AutomationのEventsタブに戻ります。
④Eventsの中のNew Eventを選びます。
⑤New Eventが開きますので、Conditionのテキストエリアを選びます。
⑥Expression Assistantウィンドウが開くので、下記の式を入れてSaveを押します。
⑦ここで右上のSAVEを押しておきます。
⑧Botsタブを選びます。
⑨BotsタブメニューのNew Botを選びます。
⑩Create a custom botを選びます。
⑪EVENTのConfigure eventとPROCESSのAdd a stepを選びます。
⑫下記のように今までのステップで作成した「New Event」と「New Task」を設定します。
AppSheetのファイル作成をボタン操作で実行する
①最後にBehaviorメニューを選びます。
②初期選択のActionsタブのNew Actionを選びます。
③Add a new actionウィンドウの左下のCreate a new actionを選びます。
④作成されるNew ActionのSet these columnsの設定を行います。
⑤トリガ、[トリガ]+1と下記のように設定します。
⑥右上のSAVEボタンを押します。
以上でサンプルの作成が完了です。
実際にテストしてみます。
いずれかの項目を選ぶとNew Actionボタンが表示されますので、押します。
ボタンを押すとGoogleドライブのFilesフォルダにPDFファイルが保存されます。エクセルファイルなども作成可能です。
PDFを開くと、下記のようにTemplate設定で作成した内容が表示されます。
まとめ
今回は、AppSheetでエクセルやPDFファイルを新規作成する方法についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。
- AppSheetはPDFやエクセルなどのファイルの生成ができる
- AutomationのTaskに新規ファイル作成の機能がある
- ボタンとファイル生成の連動にはトリガを利用する
つまり、ファイル生成アプリ作成にはAppSheetがおすすめです。そのため、ファイルフォーマットを準備しましょう!
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