Raspberry Pi(ラズパイ)で解像度変更したら四隅が黒枠がでて困っている人は多いでしょう。そこで今回は、上手くいかない変更手順とともに4隅の黒枠を消す手順の記事を書きます。これにより、Raspberry Piに接続されたモニターの表示エリア最大限に利用することができます。
Raspberry Piのモニターを変えてみました。
上手く行かないラズパイの解像度設定
すると、解像度設定が上手く行かない。
そういえば、GUIでディスプレイの項目に設定があったはず・・・。
と思ってみてみると、ない!!
高度なテキストファイルの書き換えに挑戦
という事で、テキストファイルをいじって設定を変えたいと思います。
どうやら、1280×720(HD)になっている模様。
モニターは1920×1080(Full-HD)なので、すこしぼやけて見える。。
さて、編集するのは下記のファイルです。
そうすると下記のファイルが開きます。
下の方にカーソルを動かしていきます。
で、見つけるべきは・・・
#framebuffer height=720
です。
サイズを手動で入れるために手持ちのディスプレイを確認
#でコメントアウトされていますので、#を消して、数値を書き換えます。
framebuffer width=1920
framebuffer height=1080
上記のように入力したら、同じくCtrl+Oで保存、Enter、Ctrl+Xで終了です。
再起動後に解像度が変わります。
さらにやるべきRaspberry Piの設定
あともう一つ。
画面の四隅に黒い枠が出る。
これは、Raspberry のアイコンから「設定」の中にある「Raspberry Piの設定」を選びます。
そうすると出てくるのが下記のウィンドウ。
そこで、「ディスプレイ」のタブを選びます。
ディスプレイの画面でオーバースキャンが「有効」になっているならば、「無効」に変えます。
そして、「OK」を選びます。
これで、Raspberry Piの再起動後には黒い四隅のエリアはなくなり、広く画面が使えるようになります。