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[改悪チェック]危険?復活?業績下方修正したすかいらーく株の株主優待廃止や改悪はあるか?

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業績悪化のニュースが出てきてすかいらーく株の保有者が心配していること。
それは、株主優待が廃止されるのではないか?ということです。

今回は、すかいらーくが発表した決算資料をもとに、その株主優待廃止があり得るのかを考えてみました。
皆様のご参考になれば幸いです。

2022年度第2四半期決算説明会資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3197/tdnet/2172944/00.pdf

目次

すらいらーく株の株主優待はそれでも廃止されない

すかいらーくの予想業績修正が2022年8月12日に出ました。
コロナの影響で予想通りの「業績下方修正」です。
営業利益で-95%と言う最悪の修正となりました。

そうすると気になるのは、株主優待が廃止されるかどうかです。
この結論としては、廃止されないという予想をしています。
理由については後ほど説明します。

一方で、配当予想は未定になりました。
コチラに関しては、無配になると覚悟をした方が良いでしょう。
業績下方修正と同じタイミングで、無配転落を発表したくなかったという企業側の都合と考えられるからです。

すかいらーく株が株主優待廃止されない3つの理由

なぜ、すかいらーくの株主優待が廃止されないのでしょうか。
これに関しては、下記の3つの理由が考えられます。
順番に説明します。

株主優待の廃止ではなく改悪と言う手段がある

すかいらーくは2020年12月に株主優待を改悪したという前科があります。
前向きに言うならば、優待廃止を避けました。

株主優待の費用を抑えるためには廃止するのではなく、改悪するという手段があるという事です。
すかいらーくの株主の多くは株主優待が目的と考えられるため、廃止ではなく改悪と言う手段を取る可能性が高いでしょう。

公募増資の復活と言う手段がある

株主優待の廃止の目的は、資金繰りにあります。
優待廃止で経費の削減により、資金を調達できるために優待廃止が検討されます。

しかし、他の方法で資金調達ができるならば問題ありません。
すかいらーくは、公募増資の前科もあります。
2021年6月に実施しているのです。

この時は株価が落ちました。
しかし、優待の更なる改悪を避けることができたのです。
公募増資と言うのは実質的に保有株式の価値を下げるものですが、株主優待廃止を避けるには良い手段だったのです。

危険を知っていた投資ファンドは売り抜け済み

すかいらーくは2014年10月に再上場しました。
その後の2016年2月、2017年2月に株主優待の拡充を行っています。

これによって、すかいらーくの株価は跳ね上がりました。
この時にすかいらーくを復活させた投資ファンドは既に株式を売り抜けています。
既に大きな売り圧力を持つ主体は既にいないのです。

この視点で考えると、株主=優待目的であり優待廃止=経営責任という事態になりかねません。
業績悪化は許されても、優待廃止は許されないのです。

すかいらーく株の株主優待の復活はあるか?

すかいらーくの株式保有者は、株主優待が改悪される前に戻ることを期待しているでしょう。
外食はコロナの影響で悪化しているだけだから、コロナが過ぎれば復活すると。。

それは幻想と言えるでしょう。
すかいらーくの去年の業績は「時短協力金」に支えられました。
今年はその「時短協力金」を失いました。

今回の業績下方修正は、コロナが思ったよりも改善しなかったことはあります。
しかし、外食産業でも丸亀製麺やマクドナルド、モスバーガーなどは既に復活しています。

居酒屋やファミリーレストランが未だに、沈んだままという状況です。
ファミリーレストランでも、サイゼリヤなどは復活しつつあります。
今のタイミングで、ここまで業績下方修正が入るという事は、時短協力金で生き延びていた間の他社と比べた時のすかいらーくの努力不足もあります。

コロナの復活を指をくわえて待っているのではなく、コロナの時代に合う外食を模索するべきでした。(自社で持つ店舗の中で業態転換など小さな変革ではなく)
今は円安とインフレで、さらに原材料の高騰が発生するために価格を上げるか、利益を下げるかしかない状況です。
すかいらーくの業績の復活はないと考える方が正しいでしょう。

まとめ

今回は「すかいらーくの株主優待廃止」について、まとめさせていただきました。
廃止されないものの、公募増資なども考えて継続保有はお勧めできないというのが結論です。

ただし、すかいらーくが内側に新たなイノベーションを起こす何かを持っているかもしれません。
そうした予想外の展開となると株主優待の復活どころか、株価の急上昇も可能性があるため売るべきと断定はできません
投資の決定はご自身の判断でお願いいたします。

 

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