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高配当銘柄投資をしたいが最初に何をしていいか分からない人に

 高配当株投資をしたいけど何を買っていいか悩む人は多いでしょう。今回は、高配当銘柄の選び方の記事を書きます。これで高配当株投資デビューすることができます。

目次

高配当銘柄選びの最初の一歩

 高配当の株式投資を始めようと思うと、まず最初はどんな高配当株にあるのかを調べるところからでしょう。それについてはYahooだったりみん株だったりと色々と知ることができます。

Yahoo!ファイナンス
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 しかし、非常にたくさんの銘柄が登場します。配当利回りが高い銘柄から順番に買っていけばいいのかというとそんなことはない。高いもので6%を超えるものもあるので、100万円の投資をすると毎年6万円の配当金がもらえます。

 一方で、配当利回りが低い1%程度の銘柄であると、100万円の投資でも毎年1万円に下がります。これだと全然魅力がないから高配当株投資がしたいわけです。そこで基準として普通の配当利回りとして日経平均銘柄の配当利回りとみておくと約2%です。

 これが基準なので6%の銘柄もありますが、例えば配当利回り4%の銘柄があった場合に、それは平均の倍の配当を出しているので高配当と言えます。この日経平均銘柄の配当りはチェックしておく方が良いでしょう。というのも、最近は株価が上がったおかげで結果的に配当利回りが下がっているからです。

 そのため、高配当銘柄探しは少し難しく、目標とする配当利回りも従来よりも下げる必要があります。つまり、今はあまり高配当株投資に最適な時期ではないです。

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マネックスのお勧め銘柄選定ツール

 そして、それを具体的に実施するためには銘柄スクリーニングが必要なのですが、SBI証券だとスクリーニングの機能がイマイチなので、困ります。わたしのお勧めはマネックス証券のツールです。

 取引などには全く使ってないのですが、口座は解説する必要があるので開設して、ツールだけ利用をさせてもらっています。。使うツールはマネックス銘柄スカウターです。

まず、投資情報の「ツール」を選びます。

そして、ツールのメニューからマネックス銘柄スカウターの「ログイン」を選びます。

そうすると銘柄スカウターが表示されるので、上部のタブの「10年スクリーニング」を選びます。

10年スクリーニングの画面が表示されるので「新規作成」ボタンを押します。

下記のようなスクリーニングの条件設定画面が表示されます。

条件によるスクリーニング

 まず、「条件を追加する」をクリックします。

 上部のメニューで「分析指標」を選びます。

 この時に何を選択し、何を設定するか?が最大のポイントです。そして、最初にチェックすべきポイントは「予想配当利回り」でしょう。これが低いと高配当株投資ではなくなりますので。

 他にも一般的な指標である「予想PER」、「PBR」を追加しておきます。他にも配当重視なので「配当性向」、あとは「自己資本比率」と「有利子負債比率」を足します。

詳細条件に「選択した項目」が追加されます。

 それぞれの項目に関して、一般的に言われている指標を入れてみます。最初からある「時価総額」も入れておきましょう。このスクリーニング条件を自分なりに追加したり削除したりなど、ここが工夫ポイントになります。

時価総額:1000億円以上
予想PER:15倍以下
PBR:1倍以下
予想配当利回り:4%以上
配当性向:50%以下
自己資本比率:30%
有利子負債比率:100%以下

 設定が終わったら「スクリーニング」を押すと下記のようなリストが表示されます。

個別の銘柄の確認

 「個別の銘柄名」をクリックします。

 選択した銘柄の情報が表示されますので、画面を下にスクロールしていきます。

 通期業績推移の欄を確認します。利益が「経常利益」と「当期利益」がチェック入っていないのでチェックを入れます。

 売上にしても、利益にしても右肩上がり基調であることが大切です。もう一つは、利益がマイナスになっていないこと、またコロナショックなどの影響を確認します。

 次がキャッシュフロー推移で、営業CFがマイナスに突っ込んでいないこと、フリーCFがマイナスに突っ込んでいないこと、現金が減っていないことをさらっと確認します。

 

 次が有利子負債です。これも絶対値というよりは変化が重要で、総資産や自己資本が増えていることを見つつ、特に「有利子負債」が大きく増えていないことを確認します。

 次に画面の上部に戻り、「配当・株主還元」のタブを選びます。

 配当関連の情報が表示されます。一般に連続増配記録が注目されますが、止まっている期間があることで連続増配記録が止まりますが、大事なことはおおむね右肩上がりであること、そして減配がないことです。

 大幅に増えて高配当銘柄になっていることも気になるポイントです。ここ数年で高配当になっている銘柄の場合、もしかしたら大幅な減配をする可能性もあるからです。昨今の投資家還元の流れを受けての場合が多いので、この部分は大きくこだわる必要もないのですが、少し注意です。

 また、配当性向もスクリーニングには入れていますが、この時に改めてチェックしておきます。

 このような形でマイナスがない銘柄を残していき、投資先を決めます。 自分のスクリーニングだけではなく、雑誌の高配当銘柄の情報を元にしたり、Youtubeなどでお勧めされている銘柄を自分で各指数を調べてみると良い銘柄が見つかるかもしれません。

 連続増配銘柄に関しては、記録が伸びていると安心ではあるのですが、永遠に低配当利回り銘柄だったりするので、私の場合はそもそも現時点の配当金が高くない銘柄は外しています

まとめ

 今回は、高配当銘柄の選び方についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。

  1. 現在の高配当銘柄投資は、あまり良いタイミングではない。
  2. 株式銘柄のスクリーニングはマネックス証券がお勧め。
  3. スクリーニングだけではなく、時系列での変化を見ることが大切。

 つまり、高配当銘柄へ投資するにはマネックス銘柄スカウターがおすすめです。そのため、マネックス証券に口座開設しましょう!

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