ポイント還元の恩恵を最大限受けたいと考える人は多いでしょう。そこで今回は、三井住友Oliveアカウント・フレキシブルペイについての記事を書きます。これにより、対象店舗で最大15%のポイント還元を受けることができます。
Oliveフレキシブルペイとは金融サービス一体型カード
2023年3月から三井住友銀行が新たな金融サービスを展開します。Oliveは、銀行口座・クレジット・デビット・ポイントカード・保険・証券一体型のサービスです。カードも管理アプリの1つで管理ができるようになります。
カードにカード番号や口座番号、著名欄がないナンバーレスで安全。種類もノーマル・ゴールド・プラチナプリファードとクレジットと同様のラインアップがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるので後で解説します。
一体型カードの特徴としては、フレキシブルペイと言う機能があります。キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイントカードをアプリで切替。財布に入れて持ち運ぶカードの削減が可能です。
財布が軽くなってうれしいですね
三井住友Oliveアカウントで管理できるサービス
クレジットの国際ブランドはVISAのみになります。年会費はノーマルが無料でゴールドは5,500円、プラチナプリファードが33,000円とクレジットカードと同じ金額です。基本的なポイント還元率もクレジットと同じランクに合わせた還元率です。
クレジットカードと同じ還元率が、デビットモードでも付与される点がクレジットカードとの違いになります。ポイント利用時もポイント付与されますがクレジットより還元率が低いので、ポイントはクレジットの支払いに使用した方が良いでしょう。ETCカードが550円と有料な点も三井住友カードと同じです。
Olive連携サービスで、銀行とクレジットは三井住友と三井住友カードとそのままです。ポイントに関しては、三井住友カードで付与されるVポイントが対象になります。証券会社に関してはSMBC日興証券ではなく、SBI証券を管理することができます。
Oliveアカウントを利用するためには全てのサービス加入必須
お得なOliveですが、パッケージサービスのため全ての対象三井住友のサービスに加入が必須になります。
- 銀行・クレジット・デビット・ポイント一体型のOliveフレキシブルペイ。
- 三井住友銀行と三井住友カードの情報を合わせて管理するSMBC ID
- 残高照会やお振込等のお取引がアプリやWebで利用できるSMBCダイレクト
- 三井住友銀行の普通預金
- 紙の通帳を発行しないWeb通帳
紙の通帳が欲しいという希望がなければ、基本的にキャッシュレス化したい人には加入で問題ないサービスになっています。私はメインバンクは住信SBIネット銀行ですが、メインメガバンクは三菱UFJから三井住友に変えようかと思います。この利用者囲い込みこそOliveの主目的であるとは思いますが、素直に乗っかります。
紙の管理を止めて、手間の無いデジタル管理に変えるチャンスです
最大15%ポイント還元!Oliveアカウントのメリット
Oliveアカウントのポイント的なメリットについて触れたいと思います。基本的なメリットは下記の3つです。
- 他行あて振込手数料が3回まで無料
- 三井住友と三菱UFJのATMで24時間利用料無料
- 定額自動送金の振込手数料が無料
さらに選べる特典として、ノーマルとゴールドは1つ、プラチナプリファードは2つまで選べます。おすすめは給料受け取りとVポイントアップです。コンビニATMは手数料無料のネット銀行を使うことで利用しない、月末残高ポイントはVポイントアップの店舗利用が月1万円を超えない場合のみおススメです。
- 給料・年金受け取りで200ポイント
- コンビニATM利用料(220円/330円) 1回無料
- Vポイントアッププログラム+1%
- 月末残高1万円以上で100ポイント
そして、最大の目玉がVポイントアッププログラムです。注意点は対象のコンビニ・飲食店のみと言う点です。しかし、家族登録と住宅ローン以外は割と獲得しやすいので、それで9%還元と言う点は素晴らしいメリットでしょう。
- クレジットの基本ポイント:0.5%(プラチナプリファードは1%)
- タッチレス決済:+4.5%
- 家族登録:+5.0%(ここまではクレジットカードと同じ)
- 選べる特典:+1%
- 三井住友銀行またはVpassアプリの利用:+1%
- 住宅ローン契約:+1%
- SBI証券の投信積み立て:+0.5%
- SBI証券の株式取引:+0.5%
- SBI証券のNISA/積み立てNISA残高30万以上:+1%
住宅ローン契約を狙うのは避けた方が良いと思います
まとめ
今回は、Oliveアカウント・フレキシブルペイについての記事を書きました。気になる点は、既に銀行やクレジットを利用している人の取り扱い、プラチナプリファードのタッチでない場合はプラスポイントとプリファードストアなどです。この辺りの情報は3月のサービス開始時に発表されます。
2/12 追記
Impress Watchの中にOliveプラチナプリファードでも、プリファ―ドストアらしき記載と400万円で4万ポイントの継続利用特典が適用されるという記載がありました。改悪要素はなさそうなので安心しました。
今回のポイントをまとめると下記の通りとなります。
- Oliveは銀行口座、デビット、クレジット、証券、保険、ポイントが一体となったサービス
- 利用するにはOlive関連の全てのサービスに加入する必要がある
- Oliveアカウントに集約することにより一部店舗で最大15%のポイント還元が受けられる
つまり、ポイント還元の恩恵を最大に受けるにはOliveアカウントの利用がおすすめです。そのため、利用する金融サービスを三井住友に集約しましょう!
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