パソコンのデータを消さずに容量を増やしたい人は多いでしょう。今回は、M.2 SSDのクローン化による移行の口コミ記事を書きます。これで激安中古ノートPCのSSDを大容量化することができます。
低価格でM.2 SSDクローン化によるOS移行
下記のような中古で激安のノートパソコンを購入。困るのが128GBという低容量のSSDを搭載していることが多い点です。そうなるとSSDの載せ替えをすればいいのですが、クローンキットが安い2.5インチSSDではなく、M.2 SDDの場合には、壁があります。
まず、SSDが交換出来て、メモリーの交換ができて、Windows11に正式対応をしているモデルを選ぶことです。この辺りが分からない人は具体的には下記の記事を見てください。
そして、クローン化キットが非常に価格が高く、2万円近くします。これだと正直何のために安いパソコンを買ったのか良く分からないので、手段としてはM.2 SSDケースをパソコンにUSB接続してクローンを作るという方法になります。この方法であれば、3,000~4,000円程度の費用で済みます。
SSDが2枚同時にささるワンタッチのクローンキットが2万円であるのに対して、パソコンも使って、1枚のSSDのみがささるM.2 SSDケースだと一気に3000円程度に下がるということです。
さて、この方法の場合ですが、メモリーなどは簡単に交換できる人でも下記の3つの壁があります。
- M.2 SSDに種類が多い(パソコンに合うものを選ぶ必要がある)
- ケースとSSDの組み合わせに相性がある
- クローン化にソフトが必要
M.2 SSDに種類が多い
詳細は下記のページに記載があるのですが、サイズ違いと接続部の構造の違い、さらに転送の種類の違いなどがあり、これらが自分のパソコンになっていない場合には接続できません。
しかも、メーカーのホームページを見ても細かく書いておらず、実際に接続されているパソコンのSSDをチェックする必要があります。例えば、Lifebook U938/Sの場合には下記の通りで、形状は実機で分かるとしてもSATAのみ対応なのか、NVMe(高速)も対応しているのかは不明です。(私が実機を買って試したところU938/SはNVMeに対応してます、この辺りは自分のPCの型番をネットで検索して他の人の実践を見るしかなさそうです)
私の場合には大容量のSSDを入れたかったので1TBのモデルを選びましたが、実際のところは500GBあれば十分だと思います。いろいろな相性の問題とクローン化のソフトの問題などあり、ちょっとお高いですがSamsungのEVO plusモデルを選んでいます。これだとU938/Sで実績も記載されていて、私も実際に使って問題なかったので安心です。
M.2 SSD
上記のSSDは古くなってしまって売ってないので、もっと新しくてコスパの良いM.2 SSDの方が良いでしょう。
ケースとSSD選びの参考にしたサイトです。実績大事です。
ケースとSSDの組み合わせに相性がある
下記の記事にもありますが、クローン化する場合に注意すべきが相性問題です。SSDとM.2ケース(の内臓コントろらー)の相性が悪いと失敗します。クローンしたいのに1からOS入れ直しというのは受け入れがたいでしょう。そうなるとU938/Sで実績のある
そうなると実績のあるモデルが良いと思うのですが、ネットの情報で相性問題が起きにくいというケースが下記のモデル(アイティプロテック AOK-M2NVME-U31G2)になります。そして、私も実際にこれを購入しました。M.2 SDDケースには大きく2種類のコントローラーチップの種類があって、相性が発生しにくい方法だそうです。しかも、相性問題が起こりにくいチップの方を使っているケースの方が少ないようです。
先ほどの、Sausung 970 EVO PlusとセットでLifebook U938/Sにクローンに成功してますので、実績重視の人には特にお勧めできます。
M.2 SSDケース
このケースも古くなってしまいましたので、別のケースを選ぶ方が良いです。購入したSSDに合わせて、下記のクローン化ソフトを選んでください。
クローン化にソフトが必要
クローン化ツールで有料なものと怪しげだけと無料のものがあります。失敗したくないので有料のツールを使おうと思うわけですが、実際のところはその必要はありません。
怪しげではなく無料のSSDメーカーが提供しているM.2 SSD クローン化ソフトがあるからです。メーカー毎に他のメーカーのSSDは使えないようにしているのですが、下記からダウンロードできます。移行先のSSDのブランドのツールを使いましょう。
Sausung
Crucial(Micron)
Trancend
Western Degital
ダウンロード手順
①「製品カテゴリー:内臓SSD」、「製品名」を入れて検索。
②出てきた一覧から製品を選ぶ。
③ダウンロードタプから「Acronis True Image」がダウンロード可能。
まとめ
今回は、M.2 SSDのクローン化による移行についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。
- M.2 SSDはクローン化専用機器が高価格
- M.2のケースを使えばクローン化の対応可能
- 相性があるので実績があるM.2ケースとSSDを選ぼう
つまり、M.2のクローン化にはSSDメーカー純正のソフト利用がおすすめです。そのため、実績を確認しましょう!
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