Fire TV Stickで通常はミラーリングできないリアルタイム配信TVerのテレビ視聴の対策を解説。
ファイヤースティックのTVerアプリでリアルタイム以外はテレビ視聴が可能。リアルタイム配信のみ非対応。
パソコンのTVerをテレビ入力すれば良いのですが、スマホミラーリングの対応方法も解説。
この記事で新たにまとめています
大画面でTVerのリアルタイム配信が見られない…ことはない
正直、Fire TV StickのTVerアプリが「TVのリアルタイム配信」対応しているならば、不必要でした。
しかし、TV用アプリ(Fire TV Stickも含む)はリアルタイム配信に非対応にされています。
パソコンのWEBサイトやスマホアプリには対応しているのですが。。
大きい画面でTVerのリアルタイム配信を見せたくないのでしょう。。
また、Fire TV StickやPS4のWEBブラウザーでTVerを見ようとしても見られないようにされています。
対策としてはパソコンの出力先をTVのHDMI。
パソコンのブラウザーからTVerのサイトにアクセスしてテレビなどの大きい画面でリアルタイム配信は見れます。
ただし、TVerのリアルタイム配信のためだけのパソコンを用意するのも面倒くさい。
常に電源を入れておくには電気使います。という事で、あまり良い手ではないです。
別の対策としてはスマホのミラーリングがあります。
ミラーリングには種類がある。Miracast、Chromecast、AirPlay
ミラーリングは、スマホやタブレットなどのアプリのTVerをテレビ(Fire TV Stickの出力)にコピー表示させるする方法になります。
この方法で結果的に表示可能なのですが、
①表示されている画面をそのまま映す(ミラーリング)
②スマホのアプリからFire TV Stickのアプリを呼び出して同じ映像を流す(キャスト)
という2種類があり複雑です。今回はキャストの方はTVerのリアルタイム視聴には使えないので、ミラーリングのみ解説します。
このミラーリングの方法にも種類があります。
②Chromecast(Google Cast)
③AirPlay
①がWi-Fiアライアンス、②がGoogle、③がAppleの規格です。
Fire TV Stickですが、Miracastが標準で対応可能です。これが実はありがたい機能です。
ホームボタンを長押しして出てくるメニューの右から2番目の「ミラーリング」を選ぶとミラキャストの待機状態になります。
ChromecastとAirPlayですが、AirReceiverというアプリケーションをインストールすれば対応させられます、305円)
さて、この3つのうちどれを使うかですが結論としては、Miracastが良いです。
というか他の方法ではTVerのリリアルタイム配信は見れません。
ミラーリングとキャスト、ミラーリング方法毎の違い
先ほどのコピー表示の種類があると説明をしました。
ミラーリングとキャストです。
キャストというのは、受け手側(Fire TV Stick)のアプリが動作する。
操作は軽く映像もスマホとFire TV Stick間で飛ばさないので効率が良いです。
しかし、そもそもですが、TVerのリアルタイム配信にはキャストは対応していません。
(TVで見せたくないので、あえて対応させていないと思います。)
次にミラーリング。
Andoroidスマホの場合に、MiracastとChromecastの両方に対応したアプリが色々見つけらえます。
「ミラーリング、クロームキャスト、Miracast」というアプリを落としました。
ソフトを起動して、接続を選択。
そうするとFire TV StickにAirReceiverというアプリを入れていれば、Chromecastの方が見つかります。
次に、Fire TV Stickほホームボタン長押しから、ミラーリングを選択。
Fire TV StickをMiracast待機状態にします。
そうすると、Chromecastが見つからなくなります。
さらに、右上の「Enable wireless display」にチェックを入れる。
すると、Fire TV Stickが見つかります。
さて、Chromacastで接続しようがMiracastで接続しようが、一見の見た目に違いはありません。
どちらもミラーリングが実現できます。
なので、同じと思うとTVerアプリをAndroidスマホで実行したときに違いがでます。
Chromecastでつないでいると、TVerアプリの画面だけが真っ暗になるんです。AirPlayも同じ。
一方で、Miracastで接続しているとTVerアプリの画面だろうが、ちゃんと映ります。
ミラキャストには、AirReceiverなどの有料ソフトは不要です。
最後の方に書いてますが、スマホがミラキャスト出力に対応していれば、追加の無料アプリも不要です。
大事なことはTVerのリアルタイム配信でAir Play、Chromecast、ミラキャスト。
そのうち、テレビ表示できるのはミラキャストだけ。これだけ覚えておきましょう。
そして、Fire TV Stickがミラキャストに対応している。
つまり、スマホがミラキャストに対応していれば、表示可能です。
一方でIPhoneはAir Playのみ対応なので、その場合は別の対策を考える必要はあります。
Fire タブレットはTVerのリアルタイム配信対応不可
さて、iPhone などのスマホがミラキャスト非対応の対策のために次の実験です。
Fire HDタブレットからコピー表示できるか?ですが。
コチラに関しては、Fire HDタブレットのアプリや無理やりAndroidのアプリを入れてみたりなどしました。
結論としては、どのキャストの種類(Miracastなど)でも、キャストはできるけどミラーリングはできないという結論でした。
これは、Fire タブレッドのハードウェア側の制限と思います。
もちろん、Fire HD 10(第5世代)などはMiracastに対応しているので問題ないでしょうが、最近モデルはすべてMiracast非対応です。
TV表示にはFire TVを使って欲しいんでしょう。。各社の思惑が話を難しくします。
そのため結論としては、Fire タブレットはTVerのリアルタイム配信元には使えません。iPhone ユーザは、Androidタブレットを買うか、ミラキャスト対応のパソコンからミラーリングなどをするしかないでしょう。
私の特殊な環境、Fire TV Stickでホームシアター利用時のミラーリング
ちなみに、元に戻ってFire TV Stickでホームシアターを構成しているときの挙動。
Miracastミラーリングでは、音声が再生されません。
ホームシアターを構成さえしてなければ、音は問題なく出るのですが・・・。
一方で、Chromecastミラーリングですが、前に書いた通り映像は出ない。
しかし、ホームシアターを構成しているEcho Studioからちゃんと音が出る。
これは少し不思議。
まぁ、ホームシアターの音で出すことよりも映像が出ることが大切。
そのため、Chromecastミラーリングという選択肢はないのですが。
っと、思いついた。
popIn Aladdin 2のミラキャスト。
これだと、音声もpopIn Aladdinから出せる。
映像もpopIn Aladdinから出せる。
そして、Fire TV Stickを経由しないから、ホームシアターを解除しなくていい。
プロジェクターをつけるのは面倒だけど、Now On TVerを見るときだけだから頻度は低い。
popIn Aladdin側の設定はトップメニューの画面の[環境設定]→[その他の設定]→[Miracast]を選ぶとスマホの映像が出せる。
Galaxyに搭載されたSmart View
となるとやはり、Tverのリアルタイム配信を見たいときは、面倒くさい。
しかし、Fire TV Stickのホームシアターを解除して、Miracastのミラーリングをするしかないです。
Miracastのミラーリングですが、「ミラーリング、クロームキャスト、Miracast」というアプリなどを使っても良い。
しかし、私のようにGlaxyを持っているユーザーなら、Smart Viewという機能が搭載されています。
こちらは標準搭載で、無料。広告もなし。
なので、スマホが最初からMiracastのミラーリング機能を搭載している場合。
そちらを使うのをお勧めします。