AppSheet⑬メニューやボタンを日本語で表示する手順

 AppSheetで日本語に変えたい人は多いでしょう。今回は、AppSheetのメニュー表示やボタンを日本語で表示する手順の記事を書きます。これで日本語アプリを作成することができます。

  1. UXメニューのLocalizeタブで日本語化はできる
  2. ボタンはBehaviorメニューのActionsタブでボタンのDisplay nameを変える
  3. コラム名は英語のまま表示する場合にはDataメニューのColumnsタブでDISPLAYNAMEを変える
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AppSheetアプリの下準備

 AppSheetで見た目を変える方法を説明したいと思います。まずは、スプレッドシートでデータを作ります。

 続いて、拡張機能のAppSheetからアプリを作成を選びます

 アプリ作成が完了されたら、ポップアップウィンドウを閉じて、いつも通りのレガシーモードに切り替えます。

 右側には下記のようなサンプルアプリが表示されています。

日本語化するためのメニューの位置

 下記のようにアプリ側を見ると、基本的に自分が入力した値以外は英語になっています。

 これを日本語化するにはアプリ開発側の画面の左側「UX」メニューから「Localize」タブを選びます。ここを書き換えると日本語になります。 

多く表示される部分を日本語に変える

 とても面倒くさいですが、上の方やアプリで表示されているものを中心に日本語に変えていきます。

上記を保存すると下記の通りに対応した場所が日本語になります。上の方の記載を日本語にすると多くの部分が日本語になります。しかし、ボタンが日本語になっていないというのが気になります。

ボタンや項目名を日本語にする方法

 左側のメニューから「Behavior」を選び、「Show all」ボタンを押します。

 そうすると下記のようにAdd、Delete、Editなどがひょうじされるので「Add」を選びます。

 そして表示されるメニューのDisplayの中にある「Display name」に日本語化した文字を入れます。

 同様にDeleteも「Display name」に日本語化した文字を入れます。

 Editにも同様に日本語を記入し、右上の「SAVE」を押します。

 そして、アプリ側を確認するとボタンも日本語になっています。

 今回のデータはスプレッドシートの項目名を日本語にしていますが、これを英語にすると当然項目名が英語になります。項目名は英語のまま、表示だけ日本語にしたい場合には「Data」メニューの「Columns」タブからテーブルの情報を表示し、「DISPLAY NAME」に日本語を記入すると、表示だけ日本語にできます。

まとめ

 今回は、AppSheetのメニュー表示やボタンを日本語で表示する手順についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。

  1. UXメニューのLocalizeタブで日本語化はできる
  2. ボタンはBehaviorメニューのActionsタブでボタンのDisplay nameを変える
  3. コラム名は英語のまま表示する場合にはDataメニューのColumnsタブでDISPLAYNAMEを変える

 つまり、AppSheetで日本語表示するにはLocalizeでの日本語化がおすすめです。そのほかにも、各箇所のDisplay nameで設定しましょう!

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