来年の投資戦略を万全に!年末・年始にやっておくべき「NISAの活用」「損出しで税金を取り戻す」「投資資金の準備」について詳しく解説します。賢く運用して、資産を最大化しましょう!
来年の投資戦略!年末・年始にやるべきこと📈✨
新年の投資計画を立てるにあたり、 「年末までにやるべきこと」 と 「年始に優先すべきこと」 を整理しておくことが重要です。
基本的に、私の投資スタイルは 「最低限の現金を残し、ほぼ全額を投資に回す」 という方針のため、大きな入金イベントはありません。しかし、 年が明けることで2つの重要なポイント に影響が出ます。
🔹 NISAの年間上限額リセット → 新たに非課税枠で投資可能!
🔹 株式や配当の損益通算リセット → 損出しのタイミングを見極める!
これらを踏まえて、 年末・年始にやるべき投資戦略 について詳しく解説していきます。
1. NISA枠を最大限に活用する📊💡
新NISAの戦略を決める
2024年の新NISAは、非課税枠が 年間360万円(つみたて枠120万円+成長投資枠240万円) となり、5年間で 最大1800万円 の投資が可能になります(夫婦で3600万円)。
つみたて枠では 「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」 を引き続き積み立てる予定です。
📌 理由:
✅ 長期運用に適した低コストのインデックスファンド
✅ 一度決めたら手間をかけずに継続できる
✅ 投資信託の償還リスクを避けるため、メジャーな銘柄を選択
🔗 参考記事:
6年間のNISA運用を振り返る!成功するためのポイント
成長投資枠は「高配当投資信託」にシフト
今年は つみたて枠と同じ「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」 に全額投資しましたが、 来年からは配当金がもらえる投資信託に変更 する予定です。
📌 選択理由:
✅ NISA資産が大きくなり、配当金を生活費に充てたい
✅ 無配型インデックスだけではキャッシュフローが不足する
✅ 米国高配当ETF「SBI・V・米国高配当株式(SBI版SCHD)」が魅力的
年始に 成長投資枠の240万円をSBI版SCHDに投資 する予定です。
🔗 参考記事:
SBI版SCHDに投資する理由とは?最新の高配当ETF解説
2. 投資資金をどう準備する?💰
高配当株の売却でNISA資金を確保
私の場合、 余剰資金はすでに投資済み なので、新たに240万円を捻出する必要があります。そのため、 含み益の少ないNTT株を売却 し、その資金を充てる予定です。
📌 ポイント:
✅ 含み益が大きい銘柄は売らない(税金を考慮)
✅ 投資しない期間がもったいないので、すぐに新規投資へ
✅ できるだけ含み益が小さい銘柄から売却する
投資資金の準備方法は人それぞれですが、 利益確定の税金を最小限に抑える工夫 が大切です。
3. 損出しで税金を取り戻す📉💸
「損出し」の仕組みとは?
株式の含み損を確定させることで、 他の利益や配当金と相殺し、税金を還付できる 仕組みがあります。
📌 損出しのメリット:
✅ 利益が出た株の税金(20%)を取り戻せる
✅ 配当金の税金(20%)とも相殺できる
✅ 株価が戻れば、あとから売却しても損にならない
例えば:
- 含み損が20万円の銘柄を 年末に一度売却 → 翌日に買い戻し
- 他の株で 20万円の利益 が出ていた場合、本来かかる税金4万円が還付 される
- 来年、もし株価が戻っても、新たな損出しをすることで継続的に節税できる
年内に損出しすべきか?年始にするべきか?
✔ 年末(12/26まで)にやる場合 → 今年の配当金や利益と相殺できる
✔ 年始にやる場合 → 来年の配当金や利益と相殺するための準備
「来年の利益が見込めるなら、年始に損出ししておくのも有効」という考え方もあります。
まとめ📢
来年の投資戦略を決めるために、 年末・年始にやるべき3つのこと を整理しました。
✅ NISA枠を最大活用し、投資信託の戦略を決定
✅ 投資資金を準備し、税金を考慮しながら売却を計画
✅ 損出しで税金を取り戻し、配当金や利益を最大化
つまり、 投資戦略は「理論的な正しさ」だけでなく、自分の資産状況に合わせた柔軟な対応が重要 です。