実現手法は素晴らしい夫婦でFIREだが、低年収という編集が加えらえて台無し

 

FIREブログをテーマにしているので、FIREネタを扱いたい。
っと思ったら、すごい気になる記事を見つけました。

世帯手取り630万円でスタートして資産1.2億円! その驚きの方法を記した『夫婦でFIRE』発売!
https://www.atpress.ne.jp/news/322315

※夫婦でFIREというテーマで実現手法は素晴らしいのに、本を売るための編集で低年収世帯的な脚色が入って嘘くさくなったのが残念。

 

流石に言い過ぎの平均世帯以下という文言

世帯年収620万!でFIREですか。
すごい・・・。

って、手取りなんですね。
夫:手取り400万=額面520万。
妻:手取り230万=額面290万。

まぁ、普通に年収800万世帯ですね。
翌年には妻が手取り380万=額面490万に上がっている。
つまり、蓄財2年目からが年収1000万世帯です。

大学で知り合い、留年して卒業後3年で結婚との事なので、26歳で結婚。
その年から貯蓄を始めたとすると、蓄財2年目は27歳。
27歳の夫婦が世帯年収1000万!!

超パワーカップル。。
蓄財7年目で手取り年収が夫婦ともに500万。
額面で650万円なので、32歳で世帯年収1300万!!

なんか、夫婦年収620万とか書くから、すごいと思ったけど読み解いていくと完全なパワーカップル。。
なので、まずFIRE達成の条件を考えていくと・・・

①夫婦共働きで高収入が条件という事ですね。。
年収が低くてもお金が貯まるなんて夢はない。
夫婦共働きで正社員。
そして、年収が低いなら転職して年収を上げる。
特に、平均的に年収が低くなりがちな女性の方の年収をいかに上げるかが重要という事です。

 

気にするなと言われても気になる初期貯蓄

あとは、貯蓄前が800万
そして10年後に1.13憶円を達成します。

増加は約1憶500万円。
そのうち、貯蓄が4300万円に対して、運用が6200万

つまり、パワーカップルにおいてさえ、FIRE達成実現には②貯蓄より運用によるリターンがメインとなる訳です。
結果的に勝てるならばいいけれど・・・って話ではあります。
実際のところ、コロナでマイナスになった後の相場で大きく稼いでいるので、そこを逃げずに投資し続けた点が成功の秘訣でしょうか。

パチスロで稼いだらしい結婚当初の700万、そして妻の100万。(パチスロのリターンは参考にならないと書いてあるが、この800万は非常に大きい。)
運用って早い段階でやれば、当然そのリターンの回数が増える。
運用のリターンから、当初の800万の分を計算してみると・・・6200万円の内の1850万は、結婚当初の800万のリターンなんですよね。。

つまり、③結婚した時点で持っていた資金がかなり大きく影響してくるという事ですね。
若いころはお金は貯めずに使ってしまえ、それが人生の経験になる。。
という話もよく聞くのですが、この実績からいうならば、そんなこと嘘ですね。
結局、早い段階の資産こそが大きなリターンをもたらします。
もちろん、遊びに使うのではなく自己投資で使って年収が高い仕事に転職できるなどのリターンがあれば別ですが。。

資産運用でいえば、最初がちょっと無理してでもお金を残して運用。
そして、そのリターンが育ちさえすれば、お金を使っても減らなくなる。
つまり、若いうちの散財は後で取り返しのつかない資産の差を生むという訳です。

 

あとは、参考になるのが支出ですね。
これ、資産が増えるごとに支出が増えるどころが、下がっていくんです。
本を読んでないので理由は分かりませんが、少なくとも生活の水準は一切上げてないという事でしょう。

ここら辺は、年収が上がり、資産も形成されていく中で支出を削減できる人がどれだけいるか?
そう考えると、かなりの努力を感じられます。

 

え!? 結婚式を諦めろということですか?

あと、びっくりしたのが、結婚初年度の出費
特に収支が高くないんです。

私の場合はここの出費は結構大きかった。
結婚式と新婚旅行、ウェディングドレスを購入し婚約指輪も購入。
締めて400万以上は消費しました。

しかし、どうやら、そういった物にはお金をかけなかった様子。
一生に一度だからと私は散財したものですが、⑤結婚式関連の費用を抑えたという点は成功の秘訣なんだろうなと思います。
これ、当初800万の現金のリターンが凄いって話と同じですね。
400万が10年で900万の利益を生んだ計算になるので、ある意味1300万ですからね。。

 

結局強いDINKS期間

もう一つ気になったのは、結婚してから第一子誕生まで。
これが8年目なのです。
つまり、DINKS期間が8年間あるということ。

これは蓄財という意味では大きいと思います。
純粋に子供はお金がかかります
児童手当なんて焼け石に水で、子供のおむつ代だけでもけっこうなもの。

それに、育休や産休が発生するので年収も減るからです。
そのため、子供が誕生するまでにお金をいかに貯めるかは重要です。
当然、その期間が長いと貯まりやすいのです。
それを運用に回すことで、リターンが生まれるわけです。

つまりは、⑥結婚は早くした方がお金は貯まりやすいけど、出産はあまり急ぎすぎないタイミングがお金が貯まりやすという事です。
そうは言っても、年齢が上がるごとに子供は生みにくくなるので、ある意味で賭けになってしまうのですが。。

 

まとめ

という事で、あまりにも輝かしすぎる成功例なのですが、10年で1億の資産を作った話だからしょうがないでしょう。。
しかし例えば、10年ではなく15年や20年で1億の資産を作るという事であれば、そこまでパワーカップルで無くても実現できるかもしれません。
30代でFIREではなく、40代でFIREになりますが、そっちの方が再現性は高い。

まぁ、でも参考になるものがありました。
学んだ事を、まとめます。
私が情報から勝手に学んだ事です。(表紙に書いてある高収入で無くても・・・違和感しか感じないが)

1.夫婦共働きで正社員、特に妻の年収を上げろ。
(もし年収が低いなら、夫婦ともに転職を考えろ)

2.結婚時点の資産の影響は大きいから結婚前からお金は貯めろ。
(そして、結婚式でお金を使うな)

3.資産運用は必ず行え。(定期預金や債権ではなく、株式)
4.収入や資産が上がっても、支出は増やすな。
5.結婚は早く、出産は可能な範囲で遅く。

 

まとめてみると、そりゃ、これができてるんだから、FIREできるだろうなぁとは思っちゃいました。
それなりに再現性はあると思いますが、実際にやれる人がいるかは別ですね。
男としては、転職してでも年収を上げたいと思う妻を探すところからでしょうか。
もちろん、自分も稼いだうえで。。

 

私の株の歴史、もうそろそろ億に届きそうな状況のためFIREについて考える
https://aoi345.com/2022/08/23/my-history/

私の株の歴史、もうそろそろ億に届きそうな状況のためFIREについて考える