レバレッジETFは長期投資に不向き!?その理由を徹底解説!
「レバレッジ3倍ETFって儲かりそう✨」と思ったことはありませんか?
たしかに短期では利益を大きく狙える魅力がありますが、長期での運用には注意が必要です。
本記事では、レバレッジETFの仕組みや実際のシミュレーション結果を交えながら、
なぜ「長期投資では損失が広がる可能性があるのか」をやさしく解説します💡
✅ 本記事でわかることはコチラ👇
- レバレッジETFの仕組みと日次運用の特徴
- シミュレーションでわかる資産の目減りリスク
- 一見リスクが低く見えるレバレッジ運用の落とし穴
- 資産形成における等倍運用との違いと賢い選択肢
目次
✅ レバレッジ取引の誤解とリスクを正しく理解しよう!
手数料やレバレッジによるリスクがすべてではありません✋
特に「レバレッジ3倍」の投資は、日次での利益を狙う短期取引を前提としています。
長期投資には向かない理由を、わかりやすく解説していきます🧠✨
💥 レバレッジ取引の基本:一見お得でも…?
📈 1日での値動きでは利益が出る!?
例えば…
- 株価が10,000円 → 12,000円(+2,000円の上昇)
- レバレッジ3倍ETFでは、この2,000円の上昇が3倍になり、
- 投資額が10,000円 → 16,000円に増加!
⚠️ でも長期ではどうなる?
📉 長期投資にレバレッジは不向きな理由
たとえば、10,000円 → 20,000円と株価が2倍になった場合でも、
レバレッジ3倍ETFは20,000円にならないんです…!
理由は、「日次変動の積み重ねによる複利効果の歪み」。
金融庁も注意喚起しています👇
🔗 レバレッジ型・インバース型ETF等への投資にあたってご注意ください
🧮 シミュレーションで見るレバレッジの罠
以下は「株価が上がったり下がったりを繰り返すケース」📊
日数 | 株価変化 | 通常ETF | レバレッジ3倍ETF |
---|---|---|---|
初日 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
2日目 | -10% → 9,000円 | 9,000円 | 7,000円 |
3日目 | +11% → 10,000円 | 10,000円 | 9,333円 |
4日目 | +10% → 11,000円 | 11,000円 | 12,133円 |
5日目 | -9% → 10,000円 | 10,000円 | 8,824円 |
🔁 別パターンでも同じ結果に…
今度はプラスからスタートした場合でも同じ現象が起こります。
日数 | 株価変化 | 通常ETF | レバレッジ3倍ETF |
---|---|---|---|
初日 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
2日目 | +10% → 11,000円 | 11,000円 | 13,000円 |
3日目 | -9% → 10,000円 | 10,000円 | 9,455円 |
4日目 | -10% → 9,000円 | 9,000円 | 6,618円 |
5日目 | +11% → 10,000円 | 10,000円 | 8,824円 |
🧠 なぜレバレッジ運用は危険なのか?
長期投資で資産を形成するなら、レバレッジは避けるのが基本です❗
💡 例として、以下の2パターンを考えてみましょう:
- パターンA:1,000万円のうち30%を3倍のレバレッジで運用(900万円分)
- パターンB:1,000万円のうち90%を等倍で運用(900万円)
📊 どちらも運用額は同じに見えますが、長期的には…
- ✅ パターンBの方が安定してリターンが見込める
- ❌ パターンAは日々の値動きで資産が目減りしていく可能性が高い
🔚 まとめ|レバレッジは短期用、長期には不要!
📌 レバレッジETFは一見魅力的ですが、長期投資には不向きです。
📌 変動が繰り返されると、元に戻っても資産が減るリスクが大きくなります。
📌 等倍運用で安定した資産形成を目指す方が、リスクは低くリターンも安定します💹