SBIのクレカつみたてのルールが意味不明で分からない人は多いでしょう。今回は、SBI証券と三井住友カードのクレカ積立の利用金額と積立の集計期間の記事を書きます。これでいつの買い物が対象になるか把握することができます。
還元率最強のプラチナプリファードを例に見ていきます。
- 基本還元率は5%から1%になり、特典ポイントが最大2%付与
- 特典ポイントは年間利用金額によって付与率が変わる
- 次のクレカ更新月から過去1年間のショッピングが利用金額の対象
来月からいよいよ開始の三井住友カード つみたて投資の変更
「三井住友カード つみたて投資」サービス内容改定のお知らせは出てました。2024年10月10日(木)積立設定締切分(2024年11月買付分)以降のポイント付与率が変化することが最大のポイントです。
結構先のことでしたが、いよいよ来月に近くなってきました。そこで、来月からのVポイント付与について、振り返りをしたいと思います。
今までは下記の通りプラチナプリファードは5%ポイント還元でした。
これが、最大3%に下がります。5%が3%になったかと思いつつ、それよりもつらい現実があります。
プラチナプリファードのクレカ積立の還元率は通常のお買い物と同じ1%還元です。さらにそこに、年間利用額による特典が追加されて、最大3%になります。この3%(+2%)にする基準は年間利用額が500万円以上とハードルが高いものになっています。
さらに、このカード利用金額ですが、クレカつみたてで年間120万円を積み立てた場合でも、この120万円は利用額の対象になりません。さらに、辛いですね。
金額が大きすぎてその時点で挫折しそうですが、対象になりそうな人も「この年間カード利用金額の対象期間がいつなのか」ということが気になるところです。次の章で説明します。
実は集計期間のルール変更が実施されている
対象期間がいつなのかは、以前に説明をしているのですが、分かりづらかったと思います。さらに、こっそりと元のルール自体が変更になっています。
さらに、下記の元の情報自体が変わっています。情報が以前は色々書かれていたのですが、今はすごい少ない説明になっています。
集計期間の記載は、非常に短く下記の記載になっています。
説明の具体例は2パターンで、まずは加入1年目。文字での説明では集計期間は2024年9月5日~2025年9月30日。一方で、図説になると2024年9月5日~2024年9月30日。流石に25日で550万円の利用はありえないので、文字の説明が正しいのでしょう。
そもそも分かりにくいことの説明が、誤記しているのは辛い所です。
この利用者が2年目になると下記の計算期間になります。
という説明ですが、説明がしやすい9月を例にしており、かつ今年にカード加入を例にしているのです。
どちらかというと分からないのは・・・
①9月以外の月に入会した人は、どういう期間が対象になるのか?
②もう既に1年以上カードを利用している人は、どういう期間が対象になるのか?
という所です。しかし、これについての例はありません。そのため、上記の説明と例から、解釈していくしかありません。
加入から1年以上で、入会月が9月以外の場合
具体的に、下記の場合を例に考えてみます。
①すでに加入してから1年以上経っている
②カード入会月は2月である
まず基本となるのは下記の説明です。
まもなく来る2024年10月の積み立て分のカード利用金額の集計期間は、入会月が2月であれば、2024年3月~2025年2月になります。
次に三井住友カードつみたて投資の集計期間ですが、下記の記載があります。2024年9月分までは従来の5%のポイント還元を既に貰っているので、その部分をさらに追加で継続特典ポイントは貰えないということです。
2024年9月分以前は対象としないということですので、2024年10月~になります。まとめると下記の通りです。
対象項目 | 集計期間 |
---|---|
カード年間ご利用金額 | 2024年3月~2025年2月 |
三井住友カードつみたて投資 | 2024年10月~2025年2月 |
つみたてポイントがいつ貰えるか?ですが。まず、基本となる1%のポイント還元は、積み立ての翌々月10日ごろ。
もう一つあるのが、年間利用額に応じたボーナスポイントで、こちらはまとめて付与されます。タイミングは、入会月の翌月末ごろということです。
具体的には2025年3月末ごろになるということで、まとめると下記の通りです。
対象項目 | 期間 |
---|---|
カード年間ご利用金額 | 2024年3月~2025年2月 |
三井住友カードつみたて投資 | 2024年10月~2025年2月 |
特典ポイント付与 | 2025年3月末ごろ |
次のクレカ更新月までは、次の更新月から過去1年間のショッピングが利用金額の対象ということです。
2025年以降の集計期間がどうなるのか?
既にカード加入している人が来年以降はどうなるのかを同じ条件で見ていこうと思います。2025年3月以降の利用金額の対象期間とつみたて投資の対象期間です。
これについては、ルールは下記が基本になります。
カードの利用金額の集計期間は下記の通りです。
項目 | 期間 |
---|---|
カード年間ご利用金額 | 2025年3月~2026年2月 |
つみたて投資の集計期間も上記に準ずるので、下記の通りです。2025年以降なので、2024年9月分以前は対象としないというルールは関係ないので、こちらはそのままです。
対象項目 | 期間 |
---|---|
三井住友カードつみたて投資 | 2025年3月~2026年2月 |
ポイント付与タイミングは下記の通りで、2026年3月末ごろになります。
まとめると下記の通りです。非常にシンプルといえば、シンプルになります。以前の記載ルールだと、初年度に集計の重複期間が生じていたため、理解不能なレベルだったので、ようやく理解が可能なルールにはなりました。
象項目 | 期間 |
---|---|
カード年間ご利用金額 | 2025年3月~2026年2月 |
三井住友カードつみたて投資 | 2025年10月~2026年2月 |
特典ポイント付与 | 2026年3月末ごろ |
まとめ
今回は、SBI証券と三井住友カードのクレカ積立の利用金額と積立の集計期についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。
- 基本還元率は5%から1%になり、特典ポイントが最大2%付与
- 特典ポイントは年間利用金額によって付与率が変わる
- 次のクレカ更新月から過去1年間のショッピングが利用金額の対象
つまり*お得にクレカ積立するには利用年額を意識したクレカ選びがおすすめです。そのため、対象期間をただ行く理解しましょう!
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