SBIのクレカ積立でゴールドとプラチナプリファードのどちらが良いのか悩む人は多いでしょう。今回は、プラチナプリファードとゴールドの損益分岐の記事を書きます。これで最適なクレカを選択することができます。
- 三井住友プラチナプリファードの年会費33,000円は重くのしかかる
- 積立NISAを月10万円前提でも年間利用額300万円がプラチナプリファードのゴールド比較優位点
- プラチナプリファードの年会費は積立NISA+年間利用額110万円が損益分岐点
三井住友プラチナプリファードの還元率が発表
三井住友プラチナプリファードのクレカ積立の還元率が発表されました。詳細は下記の通りです。
積立NISA利用だけを考えれば当然ながら、プラチナプリファードは意味のないカードに落ちてしまいました。しかし、昨今は他に良いクレジットカード(旅行を頻繁に行くのは出費が大きい)もないので、私はプラチナプリファードはメインカードを維持させる予定です。
しかし、一応は三井住友ゴールドカードと三井住友プラチナプリファードの損益分岐点は確認しておきたいところです。以前の記事では下記の通りでしたが、積立NISA還元率が変化したので当然こちらも変わってきます。
三井住友プラチナプリファードのみの特典を復習
三井住友カードの特徴と言えば、Vポイントアッププログラムですがこちらはノーマル、ゴールド、プラチナプリファードで差がないのでプラチナプリファードのみの特徴を書いていきます。
- 通常利用時の獲得ポイント:ポイント還元率1%
- 新規入会&利用特典40,000ポイント:ご入会月(切替え月)の3ヵ月後末までに40万円(税込)以上のご利用でプラス40,000ポイントをプレゼント
- 継続特典最大40,000ポイント:毎年、前年100万円のご利用ごとに10,000ポイントプレゼント(最大40,000ポイント)
- 外貨ショッピング利用特典:+2%ご利用金額100円(税込)ごとにプラス2ポイントをプレゼント海外でのご利用のみ対象
- プリファードストア(特約店):+1~14%ご利用金額100円(税込)ごとにプラス1~14ポイントをプレゼントプリファードストア(特約店)の詳細:プリファードストア(特約店)
ゴールドとプラチナプリファードの損益分岐を試算
上記の通りで色々な特典があるのですが、基本的には1番と3番の特徴が重要だと思います。それに積立NISA分(最大の月10万円を積立時)を考量して比較してみたいと思います。ゴールドカードに関しては年間100万円を1度でも達成すると年会費無料になるので、ゴールドは年会費無料を前提とします。
各カードの記載数値は、獲得ポイント / 年会費 / 差引 となっています。結論としては、積立NISAを月10万円する前提でも三井住友プラチナプリファードを年間300万円以上使うかが損益分岐となるということです。
年間利用額 | 積立NISA | ゴールド | プラチナプリファード | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
0円 | 月10万円 | 0P | 0円 | 0円 | 12,000P | 33,0000円 | -21,000円 |
100,000円 | 9,500P | 9,500円 | 13,000P | -20,000円 | |||
1,000,000円 | 27,000P | 27,000円 | 32,000P | -1,000円 | |||
2,000,000円 | 32,000P | 32,000円 | 52,000P | 19,000円 | |||
2,900,000円 | 36,500P | 36,500円 | 61,000P | 28,000円 | |||
3,000,000円 | 37,000P | 37,000円 | 84,000P | 51,000円 |
なお、三井住友プラチナプリファードの年会費は下記の方法で無料にできるので、これ前提だと話はまた変わってきます。
ちなみに月額5万円の積立NISAの場合で年間利用額300万円を利用した場合ですが、ゴールドは32000ポイント獲得で年会費0円なので差引はプラス32000円。プラチナプリファードは72000ポイント獲得で年会費33000円なので差引はプラス39000円。月10万円積立ほどではないですが、こちらでもプラチナプリファードが優位です。つまり、積立金額はいずれであっても年間利用額300万円を超えるかがゴールドとプラチナプリファードの判断ポイントと言うことです。
まとめ
今回は、プラチナプリファードとゴールドの損益分岐についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。
- 三井住友プラチナプリファードの年会費33,000円は重くのしかかる
- 積立NISAを月10万円前提でも年間利用額300万円がプラチナプリファードのゴールド比較優位点
- プラチナプリファードの年会費は積立NISA+年間利用額110万円が損益分岐点
つまり、プラチナプリファードを最大限活用するにはNISA以外で年間300万円以上の利用がおすすめです。自分の利用額を元に、プラチナプリファードとゴールドの損益分岐を確認しましょう!
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