ラズパイ4でグーグルのクロミウムを使ったパソコン的なインターネット環境を作りたい人は多いでしょう。今回はGoogle Chromium(Chromeのベース)日本語化の記事を書きます。これでRaspberryPi4をパソコンとして使うことができます。
結論は端末アプリを起動して、
$sudo apt install chromium-browser-l10n -y
と入力すれば終わりです。
なお、Chromiumの日本語化ではなく、日本語入力をしたい場合には下記の記事をご参考ください。
ことの始まり
Raspberry piの環境がだいぶ整ってきた。。
あとはChromeでも入れておくか。。
と行きたいところですが、Raspberry Pi OS用はなし。
で、代わりになるのがChromumです。
Chromiumって何?
オープンのブラウザーで、同じくGoogleが開発しています。
これに機能を追加したものが、Chrome。
だから、大きくは問題なし。
動作も安定しています。
もはや、マイクロソフトのEdgeもこれをベースにしています。
Chromiumを日本語化する手順
ただ、なぜか日本語版のRaspberry Pi OSでも英語版が入っている。
なので、日本語版に変えましょう。
前回と同じく端末を起動します。
で、下記のコマンドを実行。
$sudo apt install chromium-browser-l10n -y
そうすると下記の通りに完了。
さっそく、左下のブラウザーマークをクリックしてメニューを見る。
無事に日本語になります。
次にやりたいアイコンの変更
ついでにやりたいのが、アイコン変更。
というのもブラウザーアイコンはChromiumのアイコンでない。
が、ゆえにイマイチかっこ悪い。
でメニューアイコンの上で右クリック。
アプリケーションランチャーを選びます。
そうすると出てくるウィンドウ。
左の画面でWeb Browserを選んだ状態で削除。
そして次が右側のウィンドウ。
インターネットの中にあるChromiumウェブブラウザーを選択。
この状態で「追加」です。
そうすると下記の通りにChromiumのアイコンが登場。
元のアイコンよりは洗練されている気がします。
ChromiumはChromeと全く同じではない
なお、対策は判ってないので我慢するしかないのですが、ChromiumはGoogle APIに非対応になったもよう。
Google Chromeならではの機能が使えず。
Googleアカウントで他のChrome環境とブックマークなどが共有できるのが、Chromeのいいところですが、それができない。
これhRaspberr Pi OSの我慢ポイントでしょう。
Ubuntsu入れれば問題ないのでしょうが、さすがにそれだと動作が重い。。
8GBメモリー版だと良いのかもしれません。
グラフィックメモリーの割り当てとCPUのクロップアップではUbuntsuデスクトップには能力不足でした。
今後のRaspberry Piなら動作するかもしれませんが、さらに価格が高くなると・・・。
そもそものお得感がなくなるのが問題ですね。。