ラズパイ4でグーグルのクロミウムを使ったパソコン的なインターネット環境を作りたい人は多いでしょう。今回はGoogle Chromium(Chromeのベース)日本語化の記事を書きます。これでRaspberryPi4をパソコンとして使うことができます。
結論は端末アプリを起動して、
$sudo apt install chromium-browser-l10n -y
と入力すれば終わりです。
ことの始まり
Raspberry piの環境がだいぶ整ってきた。。
あとはChromeでも入れておくか。。
と行きたいところですが、Raspberry Pi OS用はなし。
で、代わりになるのがChromumです。
![](https://aoi345.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Chromiumって何?
オープンのブラウザーで、同じくGoogleが開発しています。
これに機能を追加したものが、Chrome。
だから、大きくは問題なし。
動作も安定しています。
もはや、マイクロソフトのEdgeもこれをベースにしています。
Chromiumを日本語化する手順
ただ、なぜか日本語版のRaspberry Pi OSでも英語版が入っている。
なので、日本語版に変えましょう。
前回と同じく端末を起動します。
で、下記のコマンドを実行。
$sudo apt install chromium-browser-l10n -y
![](https://aoi345.com/wp-content/uploads/2021/11/01-2-300x205.png)
そうすると下記の通りに完了。
![](https://aoi345.com/wp-content/uploads/2021/11/02-2-300x205.png)
さっそく、左下のブラウザーマークをクリックしてメニューを見る。
無事に日本語になります。
![](https://aoi345.com/wp-content/uploads/2021/11/03-2-300x266.png)
次にやりたいアイコンの変更
ついでにやりたいのが、アイコン変更。
というのもブラウザーアイコンはChromiumのアイコンでない。
が、ゆえにイマイチかっこ悪い。
でメニューアイコンの上で右クリック。
アプリケーションランチャーを選びます。
![](https://aoi345.com/wp-content/uploads/2021/11/04-2-300x154.png)
そうすると出てくるウィンドウ。
左の画面でWeb Browserを選んだ状態で削除。
![](https://aoi345.com/wp-content/uploads/2021/11/05-2-300x224.png)
そして次が右側のウィンドウ。
インターネットの中にあるChromiumウェブブラウザーを選択。
この状態で「追加」です。
![](https://aoi345.com/wp-content/uploads/2021/11/06-2-300x223.png)
そうすると下記の通りにChromiumのアイコンが登場。
元のアイコンよりは洗練されている気がします。
![](https://aoi345.com/wp-content/uploads/2021/11/07-1.png)
![](https://aoi345.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ChromiumはChromeと全く同じではない
なお、対策は判ってないので我慢するしかないのですが、ChromiumはGoogle APIに非対応になったもよう。
Google Chromeならではの機能が使えず。
Googleアカウントで他のChrome環境とブックマークなどが共有できるのが、Chromeのいいところですが、それができない。
これhRaspberr Pi OSの我慢ポイントでしょう。
Ubuntsu入れれば問題ないのでしょうが、さすがにそれだと動作が重い。。
8GBメモリー版だと良いのかもしれません。
グラフィックメモリーの割り当てとCPUのクロップアップではUbuntsuデスクトップには能力不足でした。
今後のRaspberry Piなら動作するかもしれませんが、さらに価格が高くなると・・・。
そもそものお得感がなくなるのが問題ですね。。
![](https://aoi345.com/wp-content/uploads/2021/11/fa34cfdda44d45170c84cda3a7081a68-1-300x300.png)