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お勧め高配当銘柄3選で株価上昇の中の配当と株価上昇の両方を狙う

 高配当株で配当を貰って働かずに過ごしたい人は多いでしょう。今回は、今こそお勧めの高配当株3選の記事を書きます。これで配当と株価上昇益の両方を受け取ることができます。

  1. 株価高騰で手を出しにくい中、それでも高配当株に投資がしたい
  2. 何らかの理由で今、購入がお勧めできる高配当銘柄はある
  3. MS&AD、NTT、オリックスに関しては、今こそ買うべき理由がある
目次

株価の急落と急騰の繰り返しの中で狙いたい高配当銘柄

 2024年8月に株式の急落があって、そこから回復して、更に9月上旬に再び下落、さらに自民党総裁が高市氏になる見込みで4万円近くに戻って、石破氏が選ばれて急落。非常に忙しい日経平均株価ですが結局のところ、また4万円近くまで戻ってきているという状況です。

 ここまで株式が上がってくると、また追加で投資をしたくなるところです。もちろん素直にS&P500や全世界株式のインデックスを素直に買うのもアリですが、折角ならば個別株投資もしてみたい。特に配当金生活を夢見て高配当株に手を出してみたくなるものです。

 高配当株というならば最低でも4%の利回りが欲しい所ですが、配当は増えてはいるのですが昨今の日経平均株価の高騰もあって、結局のところだいたい2%程度の配当利回りです。だから、まぁ、今の株高でいうと3.5%位あれば高配当と言えるのではないかという所です。

お勧め高配当銘柄3選で配当と株価上昇の両方を狙う

 さて、では早速の高配当株のお勧め銘柄を紹介していきたいと思います。特に今が買い時と感じる銘柄の紹介です。高配当株投資は個別株投資。配当利回り5%の銘柄を20年持てば100%を配当で手に入れることができると思いがちですが、配当利回りが5%を維持したとしても、株価が下落して減配して5%を維持した場合には成り立ちません。

 株価も上がるか、最低でも維持。さらに配当金に関しては株価が上がった分は配当金も増えて、それによって配当利回りを維持してほしい。こう考えるべきです。そうなると、高配当銘柄投資とは言え、配当金よりも株価自体が上がることを狙う必要があります。そこを踏まえると、業績が基本的には右肩上がりでありつつ、現在は割安で、何かの理由で株価が上がる可能性がある高配当株に投資したいところです。

MS&AD

 一つ目は相変わらずにお勧めのMS&ADです。お勧めのポイントは2024年5月に発表された増配。これが1株90円から145円という61%増という大幅な配当増です。保険業界というのは、保険には入るべきとは言えない一方、保険会社への投資というのは非常にお勧めな投資です。

 顧客側から見ると発生率が少ないけれど発生したら大きな損失になることに対して、お金を支払う。そのために、発生しなかった人も含めて、その原資のためにお金を集める。このお金は保険会社支店でいうと期待値として支払う金額よりも、受取金額が多い。さらに、保険料というのは基本的には前払いの仕組み、保険会社には先に現金が入るため、それを金融投資や設備投資に充てられる素晴らしい事業。

 保険業界でいうと、損害保険と生命保険があり、損害保険は大手の東京海上やMS&ADが上場しているものの、生命保険は日本生命などは上場しておらず、大手では第一生命の上場くらいです。そのため、保険会社に投資するならば東京海上が最もお勧めでした。

 そんな東京海上ですが、配当の利回りも良くて人気化。株価は大幅に上がり、配当利回りは3%を切るレベルまで株価が上がってしまいました。そのため、高配当投資としては美味しさが減ってしまいました。そのため、他の保険銘柄に手を出そうと思っても、なかなか良いのがありませんでした。

配当【増配・減配】最新ニュース!
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 その中、MS&ADが増配を発表です。この銘柄は配当性向が低くて配当狙いでは全くうれしくない銘柄だったのですが一気に増配。しかし、それでも配当性向は40%未満と無理のない範囲。業績も右型上がり傾向で、配当金に関しても下記のように増配傾向。さらに配当利回りが4.2%程度と高配当です。

 確かに直近の株価自体は上がってますが、配当金の増加は下記の通り大幅に上がっているのに株価はそこまで跳ね上がってないので、まだ買える水準だと思います。

NTT

 次にお勧めの銘柄がNTTです。株価の値動きとしては下記の通りで爆死状態。だから、逆張りの投資になります。理由はNTTの業績がイマイチだからですが、固定電話の事業の状況が思わしくないのが原因です。

 この固定電話事業ですが、不採算の理由が需要自体が今後は伸びる見込みがない点も理由ですが、もう一つはNTT法の改正。今年に研究成果の開示義務や役員、社名の縛りなどは改正されましたが固定回線の業績改善をさせたければ、NTT法の廃止まで踏み込みたいのがNTTです。

日本経済新聞
改正NTT法が成立、研究成果の開示義務を撤廃 - 日本経済新聞 研究成果の開示義務を撤廃する改正NTT法が17日の参院本会議で与党などの賛成多数で可決・成立した。NTTの国際競争力を高める第一歩となる。今後はNTT法の廃止を含めて新た...

 KDDIやソフトバンクなどが回線利用料が高くされる懸念で廃止していますが、そもそもNTTが十分に儲けているのであれば、NTT法の廃止は不要。しかし、業績が悪化しているとなれば検討の余地あり。となると、NTT法を廃止したいNTTとしては、業績を良くすることにデメリットが生じている状況です。

 この時に注意したいのは、売り上げと利益。それでも事業が成長している必要があるので、売り上げは増加していないと危ういです。一方で、利益の方は先行投資により削ることもできるので、一時的な下落は心配しなくても良い。だから、減収はダメですが、増収減益であれば許せる

 で、NTTの業績予想を見てみるとちゃんと増収減益なんですよね。だから、将来的には増益も実現できる可能性が高く、そういう意味では今は我慢の時、かつ投資に最適な時期とも言えます。

オリックス

 次にお勧めの銘柄が配当利回り3%程度のオリックスです。できれば4%、少なくとも3.5%の銘柄を高配当株と言おうと書いておきながら、3つしかないお勧め銘柄の中の1つが3%の配当利回りを下回る銘柄です。たまに、株雑誌などで配当利回り1.6%と日経平均よりも低い銘柄が紹介されていたりするのですが、業績なども良い銘柄を紹介相とすると、どうしても配当利回りが低い銘柄を推奨してしまいます。

 オリックスですが、おすすめポイントは優待の廃止です。昨年の3月を最後に株主優待が廃止されました。この株主優待の優待利回りは結構高くて、カタログ優待で手間は多く、そのための費用もそれなりにかかっていたと思います。しかし、今後はその分を配当に回すということで優待が廃止されました。

 しかし、現在の予想配当を見るとまだ増配されていないのです。

 今期の業績はまだ第1四半期のみの結果しか出ていませんが、下記の通りで良好な状況です。だから、配当に関しては、今後に増配発表もあり得ると思います。今までの優待利回りが約2%で、その分だけ配当が増えることはありえませんが、それなりに増やす余力があります。

 現在はほぼ3%の配当利回りですが、増配によって3.5%や4%近くの配当利回りになる可能性があります。そうなると高配当銘柄と呼べますし、それによって株価が上がって結果的に今とあまり変わらない配当利回りだったとしても、株式含み益を得ることができる。そこも含めて、今買うとお得かもしれない銘柄と言えます。

 NTTにしても、オリックスにしてもですが、大きく上がる可能性があるかもという点が魅力に対して、もし、その運が良いことが発生しなかったとしても、下落することはないという点が魅力です。大きく上がるかもしれないし、大きく下がるかもしれない投資は、下がった時が痛い。大きく下がるような要因がない銘柄が気長に待てばよいので、長期的にはプラス。だから、安心して投資しやすいのです。

投資の最終判断はご自身の責任で行ってください

まとめ

 今回は、今こそお勧めの高配当株3選についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。

  1. 株価高騰で手を出しにくい中、それでも高配当株に投資がしたい
  2. 何らかの理由で今、購入がお勧めできる高配当銘柄はある
  3. MS&AD、NTT、オリックスに関しては、今こそ買うべき理由がある

 つまり、株価高騰でもお得に投資するには高配当銘柄投資がおすすめです。そのため、銘柄を選定しましょう!

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