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[レバレッジ取引をすると勝てない理由]数値的根拠も通常投資との比較を解説

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手数料やレバレッジによるリスク・・・ではありません。
3倍などのレバレッジは、日次で達成させるもので長期的に達成させるものではありません。

目次

レバレッジ取引の現実

1日で、10000円の株価が12000円になる。
レバレッジ3倍ならば増加部分の2000円が3倍になる。
つまり、10000円が16000円になります。
日次では。
だから、長期的に10000円の株価が20000円になる。
そうすると3倍レバレッジならば40000円・・・にはなりません。

レバレッジ型・インバース型 ETF 等への投資にあたってご注意くださいhttps://www.fsa.go.jp/user/20211119tyuikanki.pdf

 

レバレッジ取引が不利になる理由

レバレッジ取引で分かりやすいのは、下記の株価変動があった場合。
レバレッジなしであれば、10000円が10000円になる。
プラスマイナス0です。

しかし、レバレッジ取引をしていると一番右の列の通り
上下して元の株価に戻ると、目減りしています。
これが何回も繰り返されえるとどんどん減っていくわけです。。

株価 変化率 レバレッジ3倍 レバレッジ指数
初日 10000円 10000円
二日目 9000円 -10% -30% 7000円
三日目 10000円 +11% +33% 9333円
四日目 11000円 +10% +30% 12133円
五日目 10000円 -9% -27% 8824円

 

別のパターンでも確認をしてみる

先ほどの場合はマイナスから入った場合
プラスから始まった場合は、もしかしたらレバレッジの方が儲かるのではないか!?
っと思うんですが、結果は同じです。

しかも、これを長期で繰り返せば繰り返すほどにマイナスは広がっていくわけです。
1日でここまで株価が動くことはないものの、変動幅が小さくてもレバレッジを聞かせると元の株価に戻ってもマイナスになることは変わりません。

株価 変化率 レバレッジ3倍 レバレッジ指数
初日 10000円 10000円
二日目 11000円 +10% +30% 13000円
三日目 10000円 -9% -27% 9455円
四日目 9000円 -10% -30% 6618円
五日目 10000円 +11% +33% 8824円

 

つまりどういうことになるのか?

という事で、長期的に資産形成をしたいならばレバレッジ取引は避けた方が良いです。
1000万持っている人が、30%の資産をレバレッジ運用
その30%に3倍のレバレッジをかけて900万規模の運用。

一方で、1000万持っている人が、90%の資産を運用
こちらの方がリスクを取っている気がします。
しかし、レバレッジは効かせずに等倍の運用。

これの結果ですが、日次では株価による変動は同じです。
しかし、長期で見るとレバレッジをかけている方がマイナスになります。
ですので、一見として少ない資産でレバレッジをかけている方が安心っぽい気がします。
しかし、実際のところ90%の資産を運用にあてている方がプラスになる訳で、実際のところリスクが少なくなります。

 

結論

と、いう事でレバレッジをかけるくらいなら資産の大半を運用に回した方がリスクは下がります。
レバレッジ取引はやらないようにしましょう。。

 

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