Go To Eatの各社対応状況 |
Go To Eatに関して、農林水産省からグルメサイトと飲食店へ制限の依頼がされました。
ランチ500円、ディナー1000円以上の利用にポイント付与を制限するという事です。
しかし、各グルメサイトの対応はどうなっているかというと明確な記載追加は現時点でありませんでした。
とはいえ、企業は役所ほど抜けていないので、下記のような記載を事前に入れています。
【ホットペッパー】
本キャンペーンにおいて不正行為またはその恐れがあると認められる場合には、ポイント還元の対象外となる可能性があります。
さらにこんな記載も追加されました。「本ページに記載の内容は、2020年9月下旬の情報であり、変更となる可能性があります。」
【ぐるなび】
今後の新型コロナウイルス感染症の状況や農林水産省の方針等により、対象店舗・範囲等が変更になる場合があります。予約後でも、ポイント付与されない場合がありますので、ご了承ください。
【食べログ】
※架空予約など当社が不適切な利用であると判断した行為については、ポイントの付与中止や利用停止措置の対象となる場合があります。
【Yahoo ロコ】
③不当に利益を得る目的で、ポイントを獲得またはご利用していると当社が判断した場合
一応は、後付けても不適切という判断であればポイント付与の除外ができるという事です。
とはいえ、我先にと対応すると損するのはグルメサイトの方です。
飲食店が席予約のみを除外することこそあれど、グルメサイトが積極的に除外する理由はないと思います。
(っと思ったら、食べログとホットペッパーが早速追記してました。)
Go To Eatの設定金額に消費税は含まれるのか? |
そんな金額制限ですが、EPARKのGo To Eatに下記の記載を見つけました。
※1名様あたり500円(税抜)以上のご利用が必須です。
ランチとは記載がないので、ディナーの1000円以上とは別ルール。
一応はグルメサイト側が制限をしている珍しい例でしょうか。
今回の対応は関係なく記載されていたものだと思います。
ここで気になるのが消費税。
税込みだろうか、税抜きだろうか。
EPARKの上限は税抜き。
しかし、支払った額以上にポイントが得られるのがおかしいという指摘なので、消費税は支払う。
となると税込みで一人1000円という基準の方が納得性があります。
消費税込みだと思ってたら、税抜きだったと文句行く人も出てきそうです。
具体的に情報が出るのを待ちたいところです。(まさか、その判断も個別の店舗任せでしょうか・・・と思ったらホットペッパーは税込みと明記してました)
実際にGo To Eatの上限未達のキャンセルは行われるだろうか? |
おそらく、グルメサイトの予約に書いてなければまだ上限は適用されないと思います。
しかし、上限を適用しても農林水産省はすでに発表済みなのでグルメサイト側は説明はできます。
今週末は、あえて3000ポイントを2500円くらいの出費パターンでどうなるか検証したいと思います。
(これで実際にポイントが入らなくても別に良いと思っての検証です・・・と思ったらホットペッパーに明記されちゃいました。そのため、ちょっと別の検証をしてみようと思います)
先ほどにも書いた通りで、グルメサイトはメリットがないので飲食店からの要望がなければ対応しない予感です。
で、飲食店側ですが面倒だからとりあえずは対応しないのではないかと予想します。
これ、Go To Eatのポイントを飲食店がキャンセルしたときに、グルメサイトへの紹介料が返ってくるなら別です。
ただ、そんなことはないでしょう。
そういう話になっていません。
それに、グルメサイトは席だけ予約で飲食店で本当に上限に届かなかったのかということを知ることもできません。
つまり、飲食店から虚偽の報告があれば無駄に紹介料がとりっぱぐれます。
これにはRettyが解決策を出しています。
飲食をしたレシートを写真で送るとポイントが貯まるという事です。
これ、手間です。
ユーザーも手間だし、グルメサイト側も手間。
こういう考え方だから、Rettyは流行らないんだよって思っちゃいます。
それにスマホの写真でレシート撮影なんていくらでもレシートの捏造(日付の書き換え)ができそうです。
レシートの画像の中身が正しいか本当に見るのかも怪しい。
そして、画像の編集ならまだしもレシートがされたかなんて、どうやって見破るんだろうというのも疑問。
非現実的すぎます。