プレミアム優待クラブの継続チェック |
プレミアム優待倶楽部の追加考察。
ポイントを共通化できるので保有するなら複数の銘柄をセットで保有したい。
しかし廃止になっては元も子もない。
そこで、優待利回りの高い5銘柄をピックアップ。
優待の継続性についてチェックしてみる。
■ピックアップ企業
パートナーエージェント
Lib Work
アイリックコーポレーション
プロパティエージェント
マネジメントソリューションズ
パートナーエージェント |
最初が、パートナーエージェント。
ポイントとするのは前期と今期の1株利益。
それに対する1株配当と1株優待の合算で、配当+優待成功をチェックする。
配当性向100%越えほど優待は少数株主有利で即廃止ではないですが、利益が出てないときに削れるところから削ろうとするには株主優待廃止は容易な選択肢です。
人員削減よりマシですので。
で、パートナーエージェントの前期は1株利益0.3、今期予想が-9.5。
コロナの影響でそもそも赤字予想。
優待性向どころではありません。
配当は無配、優待は最小の1000株で9000ポイントなので1株9円。
これはつまり、優待廃止は間もなく発表されると思った方が良いくらいなので、手を出してはダメです。
Lib Work |
次にLib Work。
前期は1株利益77.2円に対して1株配当12.5円。
1000株で15000ポイントなので1株優待15ポイント。
余裕がある。
で今期予想は、1株利益19.1円に対して1株配当18円。(記念配当)
1株優待は変わらずの15ポイント。
今期予想だとかなりやばいです。
ただし、来年は1株利益72.5円まで回復すると予想しているので、本当にそこまで回復すると信じるなら問題ないでしょう。(だが、お勧めしない)
アイリックコーポレーション |
3つめは、アイリックコーポレーション。
前期 1株利益41.0円に対して1株配当20円。
今期予想 1株利益34.0円に対して1株配当10円。
優待は100株で3000ポイントなので1株優待30ポイント。
なお、その後の利益は微増。
かなり無理して優待を配っています。
しかし、1株30ポイントなのは100株だけ。
200株以上は一気に利回りが下がります。
そういう意味だと単元株保有者ばかりでなければ大丈夫そう。
浮動株8%ということで、そこが増えない限りは何とか持ちこたえそうです。(だが、お勧めしない)
プロパティエージェント |
4つ目は、プロパティエージェント。
前期 1株利益133.9円に対して1株配当25円。
今期予想 1株利益139円に対して1株配当25円。
優待は100株で3000ポイントなので1株優待30ポイント。(1000株の方がお得で1株優待35ポイント)
ここの会社は不動産会社なのと有利子負債が多いのは気になりますが、安定成長。
今のところ業績も順調。
そして、筆頭株主が社長のオーナー企業。
無理していないので、割とおススメです。
マネジメントソリューションズ |
最後がマネジメントソリューションズ。
前期 1株利益17.7円に対して1株配当0円。
今期予想 1株利益10.3円に対して1株配当0円。
優待は100株で7000ポイントなので1株優待70ポイント。
PMコンサルの成長企業。
とは言え、売り上げは直近で下落。
テレワークが流行ってPM外注は果たして今後のビジネスとして伸びるのかも疑問。
そして、優待は無理をしすぎている。
ここもオーナー企業で浮動株は少ないのですが、10.3円の利益に対して70円分の優待。
廃止こそしないけれども(する可能性も全然大きい)、優待の半額以下への改悪はすぐにでも発生しそうです。
ということで、ポイントを合算できるプレミアム優待倶楽部ですが、とは言え手を出して良さそうな銘柄が少ない。
優待利回り自体が低いなら、合算しても大したポイントにはならない。。
と、やっぱりイマイチなんです。
まぁ、プロパティーエージェントだけ保有して、まったりWEBカタログ楽しむ分には良いと思います。