家計簿をつけて節約効果が出るのは気持ち的な部分のみ。
ここからは、具体的に支出を減らす方法。
節約効果としては大きな出費を如何に減らすかがポイントですので、出費の大きいものをかき出します。
①家
②教育費
③保険
④車
まず一つ目の解決策ですが、家は持たない。
購入(ローン)か賃貸か!?
と言うテーマがあるが、発想が間違っている。
不動産投資をするか、しないか。これが正しい。
どういう事かというと、家を買うという行為は「将来に渡って住む権利買う」という事。
賃貸では今日住む権利を買うという事で、食費のように今日食べたらなくなるという消費になる。
それに比べると権利を保有していて、それにより家賃が抑えられる。
それが家を買うという不動産投資に対するリターンになる。(インカムゲイン)
さらに、家や土地を売る権利もある。
これは家や土地の価値が上がるか、下がるかによって投資効果は変わる。(キャピタルゲイン)
インカムゲインベースであれば、資産が手に入る分だけ家を購入したほうが出費が大きくなる。
しかし、この家や土地の価値が上がるという事であれば、話は変わる。
買った金額より売った金額が大きければ、投資として成功と言える。
バブル崩壊前まではこれの効果で家の購入=不動産投資は成功の王道だった。
しかし、今は東京の都市部などの一部の地域を除けば不動産価格の上昇は望めない。
そもそもとして、土地の値段は上がるかもしれないが、家の値段は下がる。
35年のローンを返し終わったころには建物は実質の価値がゼロどころか、マイナス。
築35年の家はそのまま売れなくて、更地私になるだろうがその更地にする費用分だけマイナス。
土地の価格から更地にする費用を除いた金額が家の価格になる。
ではどうすれば良いのか?と言えば、経済的独立を果たすまでは賃貸に住めば良い。
家を買うのは最大公約数。賃貸は最小公倍数。
同じ条件で選べばトータルで買ったほうが安い。
しかし、借りるのと買うのは希望が違う。
買うなら妥協できない。賃貸なら妥協できる。
故に買うほうが条件が良い高い物件になる。
買うとなると駅近などは高くて買えない。だから車が必要に買うことになる。
家を買ったら引っ越しも難しく、転職にも足を引っ張る。
買うと言っても借金。払い終わるまでは他人のもの。
25歳で買い、20年間払って築20年の家が手に入る。45歳で築20年の家を買うか?
買わない。自分にとっての価値は新築かもしれないが、自分が住んだ瞬間から中古物件。
いま便利な家は20年後に便利な家ではない。子供は育て巣立つ。部屋が要るのは一時だけ。
であれば、20年後に中古物件を夫婦で過ごすのに十分な家を買えばいい。
仕事場へのアクセスも気にしなくて良いから自由に選べる。
最適なサイズ、最適な位置を選ぶことで無駄なコストを削減できるので、買うなら経済的独立を果たしてからに限るのである。