海外株式インデックス投資としてVTIを選択したいと考えている人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、VTIの購入方法についての記事を書かせていただきます。
皆様のご参考になれば幸いです。
VTIの購入方法と手数料
VTIはバンガード・トータル・ストック・マーケットETFで、ニューヨーク証券取引所に上場している投資信託です。
ETFと言うのは投資信託でありながら、株式と同じように市場で売買が可能です。
直ぐに現金化できる上、投資信託と比べて信託報酬も少ないというのが利点になります。
そんなVTIですが、購入するためには米国株を買える状況でなくてはなりません。
SBI証券で米国株式は購入できるので、さらに外国株式投資の解説もすれば購入可能。
米国株なので、ドルでの購入が必要です。
さて、ここで問題となるのがドルへの為替両替です。
両替手数料が無料ではないからです。
1ドルで0.25円、ドルに変換してまた円に戻すとその2倍の1ドル0.5円が手数料です。
為替は、手数料の率としては0.3~0.4%程度になります。
高くはないのですが、VTIの信託報酬 0.03%と比べると10倍近い。
更にSBI証券で米国株を買う時に0.495%の手数料がかかります。(買った後に売ると2倍)
為替両替には住信SBIネット銀行を利用
SBI証券で1ドルで0.25円かかるドル両替手数料ですが、住信SBIネット銀行を利用すると安くなります。
1ドルで0.06円になるので、往復でも0.12円。
為替手数料の率としては0.1%未満になります。
SBI証券と住信SBIネット銀行は口座連携させることができます。
そのため、住信SBIネット銀行で両替えしたドルをSBI証券に送金。
この作業は必ず行いましょう。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドをお勧めする5つの理由
VTIに直接投資するのではなく、日本の投資信託を利用するパターンがあります。
有名なところでは楽天VTIがあります。
しかし、後出しで出てきたSBI証券のSBI・V・全米株式インデックス・ファンドが更にオススメ。
1つ目の理由:為替手数料が不要
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは日本の投資信託です。
円建てなので為替両替手数料がかからない点は魅力です。
手間的にも少ないのも魅力でしょう。
2つ目の理由:信託報酬が安い
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは楽天VTIの後出し投信信託です。
楽天VTIの信託報酬が0.162%に対して、0.0938%と安く設定されています。
VTIが0.03%と非常に安いので比べると高いですが、十分低水準です。
3つ目の理由:好きな金額で買える
VTIは米国株なので1株から買えるのですが、それでも$180になります。
その単位でしか買えないので、10万円分と言うような区切りの良い金額での購入ができません。
この点は投資信託であれば、購入金額を10万円ピッタリにできるので便利です。
4つ目の理由:配当金の再投資が自動
VTIは配当金があります。年4回と回数も多いです。
一方で楽天VTIやSBIのVTI投資信託は分配金がありません。
自動的に再投資されるためで、処理が面倒なだけなので楽です。
VTIを買うのとVTIの投資信託を買うのはどちらが良いか?
VTIのETFを直接買うのと、VTIの投資信託のどちらがおススメか。
これが重要になってくるのですが、オススメはVTIの投資信託の方です。
デメリットは信託報酬が高いことくらいだからです。
長期的には逆転はするのですが、初期の取引手数料と為替手数料が米国ETFは高い。
一方で、VTI投資信託は信託報酬をすごく頑張って下げている。
そのうえで、投資信託特有の利便性も兼ね備えています。
VTI投資信託の手数料をVTIが追い抜くには10~15年ほどの投資期間が必要。
長期投資なので、そのくらいの投資期間はあり得るのですが長いかなと。
それに、初期の取引&為替手数料分のリターンも失います。
まとめ
今回は、「VTIの購入方法」についての記事を書かせていただきました。
今回の記事のポイントをまとめると下記の通りとなります。
②米国ETFの方が信託報酬が安いが、VTI投資信託にはその他のメリットがある
③悩んだらSBI・V・全米株式インデックス・ファンドを選ぶ
つまり、米国ETFと日本の投資信託では、日本の投資信託がおすすめです。
そのため、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドを購入するようにしましょう!
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