高配当株投資を実現したいと考えている人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、高配当銘柄の選び方についての記事を書かせていただきます。
皆様のご参考になれば幸いです。
株主優待投資から高配当銘柄投資へ移行
私の主な投資スタイルは、株主優待投資でした。
しかし、単元株以上の株式を保有する場合には株主優待銘柄は避けるべきです。
なぜならば単元株の株主に不当に優遇しているからです。
そのため、近年では公平な株主分配のために株主優待を廃止する企業も増えてきました。
その代わりに配当を出すという還元スタイルに変わってきています。
もちろん株主優待銘柄を単元で分割して持つというメリットは無くなっていません。
長期的に株主優待が維持されるのであれば全く問題ないです。
ただ、株主優待の廃止とそれによる株価下落のリスクがあるのは株主優待投資ならではです。
私は高配当株に徐々に移行させていて下記の割合まで、高配当銘柄が増えてきました。
資産 | 構成比 |
国内高配当銘柄 | 54% |
国内株主優待銘柄 | 35% |
海外株式投資信託(つみたてNISA、iDeCo、確定拠出年金) | 7% |
現金 | 4% |
株主優待銘柄選びと高配当銘柄選びは違う
株主優待銘柄選びと高配当銘柄選びは根本的に違います。
株主優待銘柄は基本的には単元株しか持ちません。
一方で、高配当銘柄はやや集中投資になります。
株主優待銘柄選びでは、優待と配当の合計還元率をベースに選びます。
さらに優待の内容が無駄にならない使えるものである点も重要です。
しかし、基本的に分散になるので業績等はあまり見ず下記の点に気を付けるくらいです。
②売り上げと利益が業績が概ね上向きであること
③公募増資などの危険そうな行動をとっていないこと
一方で、高配当銘柄違います。
1銘柄に結構な金額を投じるので、長期の視点で銘柄を見ていきます。
特に減配については絶対に避けたいところです。
連続増配記録にはあまり意味がない
高配当銘柄選びで最初に見るのはやはり、配当利回りです。
これが高ければ配当金を多くもらえるのです。
だから、最初に見る指標としてはコレになります。
今だと4%を超えてくると高配当と言うイメージがします。
以前は3%でもそれなりに高配当という印象でしたが配当金は増加傾向です。
この高配当の基準を3%に下げると、その他の点で買いやすい銘柄が増えてきます。
さて、配当利回りの次に見るべき指標は、やはりまずは売上と利益。
株主優待銘柄と異なるのは、最低でも10年の長期で見て、かつ右肩上がりであること。
これを必須要件にしていることです。(マネックス証券の銘柄スカウターがおススメ)
この条件を付けただけで、多くの高配当利回り銘柄は脱落します。
さらに、配当金の推移もチェックします。
コレも10年程度の長期での確認です。
当然、同じく右肩上がりであることが理想的なのですが、急に上がったことで高配当。
こういう銘柄は避けています。
そういう銘柄は減配のリスクが非常に高いからです。
過去に減配を行っている会社も避けますが、一方で連続増配記録と言うのはイマイチ参考にしません。
と言うのも、雑誌などで特集されすぎて過大評価されているからです。
減配はだめだけど、連続増配記録だけ残しててもしょうがない。
そもそも、配当利回りが3%を切るような銘柄だったり、配当の増加額がちいさかったり。
増配を続けてはいるけど、結果的に配当は対して貰えない会社が多く含まれるからです。
だから、減配は許せないですが、配当の維持はOK、そうなると連続増配リストから外れます。
そういった、単純な指標を見せる株式雑誌のリストから外れることは良いことです。
過剰にひょうかされることなく、過小評価されるのたチャンス銘柄になります。
まとめ
今回は、「高配当銘柄の選び方」についての記事を書かせていただきました。
今回の記事のポイントをまとめると下記の通りとなります。
②短期の指標ではなく、長期の指標で数値を見ていく必要がある
③雑誌などで特集されるような指標を避けて、裏をかくことが重要
つまり、高配当銘柄投資の場合には自分で考えるのがおすすめです。
そのため、雑誌などの情報をうのみにしないようにしましょう!
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