オリックス。
オリエンタルリース、リース(物貸し)の会社です。
株主優待を代表するような銘柄。
しかも、高配当。
100株の保有で、5000円または10000円のカタログ優待が貰えます。
まぁ、体感的には2500円と5000円かなという感じですが。。
3年以上の連続保有で優待が昇格します。
私の体感的には5000円の方はイマイチ貰いたいものがない・・・が、10000円の方はウナギ・牛肉・蟹と心を潤わせてくれるラインアップになります。
長期保有は必須と言えます。
さらに配当が100株で年間8500円程度も貰えます。
そんなオリックスの株価は2300円ちょっと。
100株だと23万円の投資です。
まず、配当で3.6%以上のリターンがあります。
優待は5000円で完済して、2.2%。
合計は5.8%の利回り。
これは中々素晴らしい。
株価ですが2006~2007年に高値を付けているものの、2009年に大幅下落。
コロナのせいで最近は主力事業である航空機のリースが悪かったですが、回復基調。
という事で、直近10年で見ると株価は右肩上がり。
私の株もしっかり含み益を確保してくれています。
なので、ガッツリ家族全員分の単元株保有がお勧めできます。
金券(しかも外食優待金券すら手放した)優待以外はほとんど手放した私ですが、オリックスは高配当なので保有し続けています。。
でそんなオリックスですが優待の廃止の可能性がありそうかを調べてみます。
まずは、直近でいうと去年はコロナの影響で利益が大幅に減っています。
航空機のリースが影響したのででしょう。
1株利益で半分までいかないまでも2/3以下になりました。
そんな中、事業や不動産の売却、航空機リースの復調によって業績も回復基調。
今年の1株利益はコロナ前に復帰しそうです。
1株利益280円に対して、配当が85円。
優待を10000円と想定しても1株で100円。
配当と合計しても185円ですから、利益で賄えます。
そして、配当に関しては増配傾向です。
それに昨年の1株利益も下がっても155円でしたら、業績が悪い時でも直ちに優待を廃止しなければいけない状況ではありませんでした。
つまり、業績の面では優待の廃止ないです。
だからと言って、優待の廃止の可能性がないわけでもないのが最近の動きです。
株主数を増やすために優待を行っていたような東証プライムギリギリの会社でもないので、そういう視点での優待廃止もないでしょう。
ただ、オリックスは海外投信に組み込まれている比率が高い。
となると、優待よりも高配当を望む声は上がりやすい銘柄です。
だからこそ、個人株主を増やしたいという側面もある。
そこでポイントとなるのはオリックスの優待が3年以上の長期保有を優遇している点です。
そこに優待保有者への願いがあります。(1年以上の保有じゃないとショボい方の優待を上げないって言うのは有りそう)
野球チームも持っていて、チームのファン株主もいることでしょう。
以上からいえることは、感情的な側面でも優待の廃止の可能性は低そうという事です。
なので、家族の人数分の100株のオリックス株保有はお勧めできます。
もちろん、3年以上の継続保有をしましょう。
株主優待廃止のJT(日本たばこ産業) 前兆はあったのか 今更ながら調べてみる
https://aoi345.com/finacial-independenc/jt-haishi/