バフェットが商社株を買いました。
商社株は「高配当」として魅力は感じてました。
が、全ての商社を買うのはリスク分散的には気になる。
で、私が思っていたのが「三菱高配当投資」です。
当然、会社に依るのですが最大手なのに高配当の銘柄がちらほらあるのです。
業績が悪くて株価が落ちて、結果的に高配当になっているものもありますが・・・。
具体的に言うと「三菱商事」、「三菱UFJフィナンシャル・グループ」、「三菱重工」の御三家。
まぁ、三菱重工は航空機開発の失敗で調子悪いので外し候補ですが・・・。
御三家に加えて、高配当の「三菱マテリアル」、「三菱UFJリース」。
業種も分かれているので分散効果も期待できる。
本日時点の配当利回りを見てみると下記の通り。
これらを分散して持てば中々の高配当銘柄の分散ができそうです。
銘柄 | 株価(2020/9/1 終値) | 配当利回り |
三菱商事 | 2,591 | 5.17% |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 441.7 | 5.66% |
三菱UFJリース | 503 | 4.97% |
三菱ケミカルホールディングス | 614.8 | 3.9% |
三菱重工業 | 2,626.5 | 2.86% |
配当の傾向を見てみます。
三菱商事はおおむね増配傾向。
三菱UFJフィナンシャル・グループも安定的に増配しています。
三菱リースは連続増配銘柄でバランス調整はしているものの安定増配。
素晴らしい。
が、三菱ケミカルは先日に減配を発表。
業績悪化で20%減になっています。減っていなければ他の銘柄と同じくらいの高配当だったので残念なところです。
そして、三菱重工業は中間配当無しと言う大幅減配。
50%減という衝撃のダウンです。
これも、減配が無ければ他の銘柄と同じくらいの高配当でした。
で、この2つは外した方が良いんじゃないかと思う所ですが、商社、金融、リースが残ります。
これらの商売は結構似ているので、分散効果が低いことが欠点。
それに下がった銘柄は上がりにも期待できる。
そもそも高配当だったので、利益が戻れば株価も戻って高配当銘柄としても復活。
さらに実物商売なので分散効果も期待できる。
という事で、入れておいた方が良いのかなと思い、この三菱高配当投資をしようと思っておりました。
けど、バフェットがいつ三菱商事に投資したとなると逆に投資したくなくなります。
何しろ出遅れて、今から手を出しても負けそうな気がするので。