| 敵対的TOBの成立よりも気になる大戸屋でコロワイドの優待が使えるのかということ |
コロワイドの大戸屋M&Aが成立しました。
株式会社大戸屋ホールディングス株式に対する公開買付けの成立に関するお知らせ
延長したという事は前回は45％に届かなかった。
しかし、40％に下げたという事は40％には届いていたのでしょう。
そして結果は47%。
余裕で50.1%には到達して、大戸屋の株を買っても買ってもらえないかもしれない（そのため、買ってないですが）心配をしていたので意外でした。
珍しく私の保有するSBI証券でのTOBでしたので、今後のTOBでの採用も見込まれるため、成功してほしいと思ってましたが無事成功しして良かったです。
今日の朝の大戸屋の株価は大暴落かなと思ったんですが、そうでもないですね。市場並み。
それなりに落ちてますが、大幅安ではない。
もしかしたら50.1%を目指したコロワイドが買い支えしているかもしれません。
これで気になるのは「コロワイドの優待が大戸屋で使えるか？」です。
これこそが、コロワイド株主側の最大の興味でしょう。
コロワイドのホームページを見ると、IR情報に買い付け成功が載ってますね。
コロワイドの大戸屋の買い付け特設サイトには一切の記載が無いのは、なんでやねん！って感じですが・・・。
結局は46.77%で決着。
しかし、大戸屋でコロワイドの優待ポイントが使えるかどうかについては記載無し。
まぁ、そりゃそうだろって感じですが。。
赤字で利益率の低い業態は難しいかなって思いますが、ステーキ宮やかっぱ寿司なども優待が使えるので、期待できる。
大戸屋はの客数を増やす事が大事ともいえるので、適応範囲にしてくれることを祈ります。
しかし、既存の大戸屋株主の多くが保有し続けるのが謎です。
会社への愛着、株への愛着はあるかもしれないですが、今の大戸屋って「値上げと量下げ」しかしてなくて回復の見込みはない。
店内調理は継続するとして、今のままではダメなのに対策は無し。（大戸屋はコロナが始まる前から赤字化してます）
ネットキャッシュ4.5憶で、今期は3億の赤字予想。
大きな変化をさせない限りは倒産目前で、コロワイドもそこまで欲しがるのが正直言って謎です。
有利子負債も多いので、そこも危険領域。
資本注入はいずれにしても必要でした。
| 資本金 | 1,522百万 |
| 利益剰余金 | 234百万 |
| 有利子負債 | 1,560百万 |
コロワイドはM&Aが上手なので期待はしたいですが、赤字解消はできるでしょうか。
まぁ、コロワイド（コロワイドのおせち予約に初挑戦・・・しようして調べてみました。）の株主としてはやってもらわないと困るのですが・・・。
