下落局面で美味しく投資したい人は多いでしょう。今回は、株価下落で狙いたい高配当株の記事を書きます。これでお得な高配当株に投資することができます。
- 日経平均株価が4000円の下落
- 円安と米国テック株の下落で国際投信はダブルパンチ
- 個の下落で株価が落ちない高配当株がねらい目
投資は自己責任でお願いします。
日経平均が約4000円の大幅下落
日経平均株価が7月11日より下落し続けています。そして、本日は漸く株価上昇へ転じました。+800円を超える大幅な上昇ではありますがそれまでの下落が大きいので十分と感じていない人が多いかもしれません。直近1か月間の日経平均株価のチャートは下記の通りです。
その前の7月9日~月11日までは実は大きな上昇を続けていました。しかし、その後は体感として2週間続く下落相場でした。株式投資経験があってこの程度の下落であれば、焦り売りはしなかったと思いますが、投資経験が浅い人の場合には売ってしまった人もいるかもしれません。
損切は大事ですが、本日の戻しで7月の上昇分がなくなっただけと考える方が良いでしょう。年始からのチャートを見ると下記の通りで37000円位までで止まるようであれば、4月ごろの調整局面に似たような感じで、もう一度、上昇基調に戻っていくとも考えられます。(まぁ、分かりませんが)
最高値付近だと株価が上がりすぎて、手を出せる銘柄がなさ過ぎたので、今回の調整で、新たに手を出せる銘柄がないかなと探してみる楽しみができたとも言えます。
大型米国株の大幅な株価下落
今回の下落は「円高」と「グーグル・テスラの決算」が主な要因ですが、まずは円安のチャートを見てみると下記の通りで止まらない円安が止まって、円高基調に変わっています。この影響で約5%の海外資産の評価減額になります。
為替も1年チャートを見てみると下記の通りです。今のところは5月頃に戻った感じで、だからと言って今後も円高が続くのかは不明ではあります。
また、話題の米国株2銘柄も見てみましょう。
テスラ
グーグル(アルファベット)
テスラは下落基調が止まって一気に上昇した分が剥がれ落ちた感じ。グーグルは上昇基調が下落に転じた感じ。この2社で見ると結構嫌な感じ。
最近は話題すぎる半導体銘柄のエヌビディアについては下記のチャートです。年初50ドルから130ドルと一気に駆け上がった一部が下落した程度ですが、今後の動きに注目です。いずれにしても昨今話題の銘柄群の大幅な下落の状況ではあります。
S&P500などの米国株投資信託の価格は株価の下落と為替のダブルパンチで大きくダメージを負ったことでしょう。とは言え似たような値動きのオルカンを保有してますが、年始からの上昇が大きいので、それでも含み益があるので焦るレベルではないと思います。
下落の中にこれ以上落ちない高配当株をみつける
さて、更に細かく国内高配当銘柄に話を変えます。おすすめしているMS&ADですが、東京海上も一緒で今回の下落で保険銘柄は大幅に下がりました。保険銘柄は行政指導も入っているので、その影響もあったのでしょう。
今回の下落相場で気になったのが、NTTの株価の値動きです。下記が直近1ヶ月の株価のチャーです。この株価はもともとが、下落していたために今回の下落の影響はあまり受けませんでした。
もう一つ似た値動きに感じた高配当銘柄がジャックスです。配当利回り4.38%となかなかの高配当ですが、業績予想が悪く、配当も記念配当分が減配というイメージ悪すぎで、株価が下落基調です。しかし、今回の株価の下落では、影響が少なかったのです。
ジャックスは5月にカツーンと下げて、その後も下落基調です。
ただし、これらの銘柄は下落に強かったので、逆に今の株価が底値になっているということも感じさせました。だから国内高配当銘柄投資の対象として、ジャックスやNTTなどの底値銘柄を加えるのは良いタイミングに思いました。まぁ、保証はしませんが。
まとめ
今回は、株価下落で狙いたい高配当株についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。
- 日経平均株価が4000円の下落
- 円安と米国テック株の下落で国際投信はダブルパンチ
- 個の下落で株価が落ちない高配当株がねらい目
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