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SBI証券クレカ積立改悪後プラチナプリファードの損益分岐点はどうなった?

 SBI証券のクレカ積立の影響を知りたい人は多いでしょう。今回は、プラチナプリファードの損益分岐点の記事を書きます。これで自分に最適なカードを選ぶことができます。

  1. プラチナプリファードは年間ショッピング200万円利用すればプラスにはなる
  2. 年間ショッピング300万円未満であれば、ゴールドカードの方がお勧め
  3. 年間ショッピング500万円を超える場合にはプラチナプリファードが圧倒的になる
目次

三井住友カードのクレカつみたて改悪の影響

 SBI証券と三井住友カードのクレカつみたてが改悪。その影響で、三井住友プラチナプリファードカードの年会費が多角的になります。

 そうなると、年会費無料にした三井住友ゴールドカードがいいのか、それともAmazonや楽天などのカードが良いのか。これは、クレジットカードの年間利用金額よって変わります。

 Amazonカードや楽天カードは、それぞれのお店で買う場合には確かにお得。しかし、それ以外のお店で使う場合には1%ポイント還元の年会費無料カードです。悪くないけれど、普通と言えば普通です。

 次に三井住友ゴールドカード。年間100万円利用で、年会費が無料になっているとします。下記の店舗ならば、確かにポイント還元は多いです。

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 更にポイント還元率を上げることもできます。

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 しかし、それ以外のお店では0.5%還元のカードです。ただし、年間100万円の利用で10000ポイントが追加されるので、これが1%になる。つまり、年間100万円ちょうどの利用金額であれば、利用先がどこでも1.5%還元のカードになります。

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 プラチナプリファードは、優遇されたお店以外の還元率が1%とAmazonや楽天と同じ。更に、三井住友ゴールドカードと同じ年間100万円の利用で10000ポイントが追加。さらに年間400万円で40000ポイント貰えるため、100万円刻みでポイントが増えて、利用先がどこでも2.0%還元のカードになります。

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 だから、年会費が無料ならばプラチナプリファードが最高なわけですが、年会費がかかるので、これだけの特典があって当然とも言えます。

プラチナプリファードの管理が簡単

 年会費無料にした三井住友ゴールドカード、Amazonカード、楽天カードで特典ポイントがつかないお店であれば、年間100万円までは還元率1.5%の三井住友ゴールドカードが良いでしょう。一方で、年間100万円を超えると0.5%還元になるので、そうなるとAmazonカード、楽天カードを使う方が良くなります。

 年間400万円と非常にこの水準が高く、還元率2%と更に強力なプラチナプリファードは、年間利用金額を気にせずにメインカードとして使い続けられるので、管理の手間が少ないのは魅力です。

ショッピング額毎のポイント還元シミュレーション

 クレカ積立分はショッピング利用額に含まれない点に注意が必要です。ショッピング利用額とクレカ積立額で得られる年間ポイントを表にすると、下記になります。

ショッピング利用額クレカ積立 月3万円クレカ積立 月5万円クレカ積立 月10万円
300万円未満3600ポイント6000ポイント12000ポイント
300万円以上7200ポイント12000ポイント24000ポイント
500万円以上10800ポイント18000ポイント36000ポイント

 一方で、三井住友ゴールドカードもクレカ積立でポイントが還元されます。年間100万円以上300万円未満の場合にはクレカ積立のポイント還元がプラチナプリファードと同じになります。

ショッピング利用額クレカ積立 月3万円クレカ積立 月5万円クレカ積立 月10万円
10万円未満0ポイント0ポイント0ポイント
10万円以上2700ポイント4500ポイント9000ポイント
100万円以上3600ポイント6000ポイント12000ポイント

三井住友ゴールドカードとプラチナプリファードの比較

 三井住友ゴールドカードとプラチナプリファードを比べてみます。ゴールドカードは年間利用金額100万円までとつみたてNISA。さらに利用する場合には、Amazonと楽天カードなどの無料で1%ポイント還元のカードを使うとします。

具体例で見ていきます。

年間ショッピング100万円、クレカ積立3万円

項目ゴールドカードプラチナプリファード
年会費0円33000円
ポイント獲得通常ポイント5000ポイント10000ポイント
特典ポイント10000ポイント10000ポイント
クレカつみたて3600ポイント3600ポイント
合計+27000ポイント‐9400円

年間ショッピング100万円、クレカ積立10万円

項目ゴールドカードプラチナプリファード
年会費0円33000円
ポイント獲得通常ポイント5000ポイント10000ポイント
特典ポイント10000ポイント10000ポイント
クレカつみたて12000ポイント12000ポイント
合計+27000ポイント‐1000円

 年間ショッピングが100万円だと、いずれにしてもゴールドカードがお勧めになります。次に、年間ショッピング200万円です。100万円以上はAmazonカードか楽天カードを使うとします。

年間ショッピング200万円、クレカ積立3万円

項目ゴールドカードプラチナプリファード
年会費0円33000円
ポイント獲得通常ポイント15000ポイント
(10000ポイント)
20000ポイント
特典ポイント10000ポイント20000ポイント
クレカつみたて3600ポイント3600ポイント
合計+28600ポイント
(+23600ポイント)
+10600ポイント
括弧書きは全てゴールド利用の場合

年間ショッピング200万円、クレカ積立10万円

項目ゴールドカードプラチナプリファード
年会費0円33000円
ポイント獲得通常ポイント15000ポイント
(10000ポイント)
20000ポイント
特典ポイント10000ポイント20000ポイント
クレカつみたて12000ポイント12000ポイント
合計+37000ポイント
(+32000ポイント)
+19000ポイント
括弧書きは全てゴールド利用の場合

 今までのルールだと年間200万円はプラチナプリファードがお得でしたが、ゴールドカードがお勧めになりました。さらに年間300万円です。

年間ショッピング300万円、クレカ積立3万円

項目ゴールドカードプラチナプリファード
年会費0円33000円
ポイント獲得通常ポイント25000ポイント
(15000ポイント)
30000ポイント
特典ポイント10000ポイント30000ポイント
クレカつみたて3600ポイント7200ポイント
合計+38600ポイント
(+28600ポイント)
+34200ポイント
括弧書きは全てゴールド利用の場合

年間ショッピング300万円、クレカ積立10万円

項目ゴールドカードプラチナプリファード
年会費0円33000円
ポイント獲得通常ポイント25000ポイント
(15000ポイント)
30000ポイント
特典ポイント10000ポイント30000ポイント
クレカつみたて12000ポイント24000ポイント
合計+47000ポイント
(+37000ポイント)
+51000ポイント
括弧書きは全てゴールド利用の場合

 100万円以上の利用をゴールドカードのままであれば、おそらくプラチナプリファードが優勢ですが、途中からAmazonカードや楽天カードに切り替える場合には、クレカ積立額によってはゴールドの方が優勢という結果。100万円以降もゴールドカードを使い続けた場合にはプラチナプリファードが良いとなります。

 さらに金額を上げて年間400万円。

年間ショッピング400万円、クレカ積立3万円

項目ゴールドカードプラチナプリファード
年会費0円33000円
ポイント獲得通常ポイント35000ポイント
(20000ポイント)
40000ポイント
特典ポイント10000ポイント40000ポイント
クレカつみたて3600ポイント7200ポイント
合計+48600ポイント
(+33600ポイント)
+54200ポイント
括弧書きは全てゴールド利用の場合

年間ショッピング400万円、クレカ積立10万円

項目ゴールドカードプラチナプリファード
年会費0円33000円
ポイント獲得通常ポイント35000ポイント
(20000ポイント)
40000ポイント
特典ポイント10000ポイント40000ポイント
クレカつみたて12000ポイント24000ポイント
合計+57000ポイント
(+42000ポイント)
+71000ポイント
括弧書きは全てゴールド利用の場合

このラインまでくるとさすがに完全にプラチナプリファードが優勢になります。最後に500万円。

年間ショッピング500万円、クレカ積立3万円

項目ゴールドカードプラチナプリファード
年会費0円33000円
ポイント獲得通常ポイント45000ポイント
(25000ポイント)
50000ポイント
特典ポイント10000ポイント40000ポイント
クレカつみたて3600ポイント10800ポイント
合計+58600ポイント
(+38600ポイント)
+67800ポイント
括弧書きは全てゴールド利用の場合

年間ショッピング500万円、クレカ積立10万円

項目ゴールドカードプラチナプリファード
年会費0円33000円
ポイント獲得通常ポイント45000ポイント
(25000ポイント)
50000ポイント
特典ポイント10000ポイント40000ポイント
クレカつみたて12000ポイント36000ポイント
※年会費を超えるライン
合計+67000ポイント
(+47000ポイント)
+93000ポイント
括弧書きは全てゴールド利用の場合

結論

 比較の結果をまとめると下記の通りです。基本として、プラチナプリファードではなく、ゴールドの場合には年間100万円の利用に抑える必要があります。それを超えて年間利用額が大きい場合の還元率0.5%は悪すぎます。

年間利用額クレカ積立月額ゴールドカードプラチナプリファード
100万円3万円+27000ポイント‐9400円
10万円+27000ポイント‐1000円
200万円3万円+28600ポイント
(+23600ポイント)
+10600ポイント
10万円+37000ポイント
(+32000ポイント)
+19000ポイント
300万円3万円+38600ポイント
(+28600ポイント)
+34200ポイン
10万円+47000ポイント
(+37000ポイント)
+51000ポイント
400万円3万円+48600ポイント
(+33600ポイント)
+54200ポイント
10万円+57000ポイント
(+42000ポイント)
+71000ポイント
500万円3万円+58600ポイント
(+38600ポイント)
+67800ポイント
10万円+67000ポイント
(+47000ポイント)
+93000ポイント
括弧書きは全てゴールド利用の場合

 クレカ積立の金額が大きくて、年間利用額500万円×クレカ積立10万円ともなるとプラチナプリファードが圧巻です。プラチナを冠するかーどなので、それに見合った利用を期待しているということでしょう。それならば、カード自体も海外空港ラウンジの強化などプラチナにもっと寄せてほしいものです。

 細かく見てみると、年間300万円の利用がボーダーラインで、年間300万円程度であれば、ゴールドカードと他のカードの組み合わせてプラチナプリファードに近い還元率も可能。しかし、クレジットの組み合わせ利用は面倒なので、年間300万円を超えるならばプラチナプリファードの方が良いでしょう。

 年間400万円になると、プラチナプリファードが優勢で、年間500万円になると完全にプラチナプリファードになります。

 とは言え年間200万円位あるならば、クレカ積立もしている訳で、プラチナプリファードが優勢にして欲しいところ。プラチナカードならではの保険などは手厚くはあるのですが、空港ラウンジはプラチナプリファードはゴールドカード並みで基本的に国内のみ。プラチナとは言い切れないプラチナカードなのです。

 結論としては、年間300万円以上のショッピング利用がある人だけがプラチナプリファードを利用し、年間200万円程度であればゴールドを利用がお勧めになります。面倒ではありますが、三井住友ゴールドとOliveゴールドを100万円づつ使うこともありです。

 また、年間100万円未満であれば、そもそも三井住友ゴールドも使うべきカードではなくなります。

まとめ

 今回は、プラチナプリファードの損益分岐についての記事を書きました。ポイントをまとめると下記の通りとなります。

  1. プラチナプリファードは年間ショッピング200万円利用すればプラスにはなる
  2. 年間ショッピング300万円未満であれば、ゴールドカードの方がお勧め
  3. 年間ショッピング500万円を超える場合にはプラチナプリファードが圧倒的になる

 つまり、プラチナプリファード年間300万円以上の人におすすめです。そのため、自分の利用金額にあったカードを選びしましょう!

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