[プレミアム優待倶楽部の銘柄を買って大丈夫?2022年]新設・改悪・廃止チェック

プレミアム優待倶楽部の最新動向をチェック。
前回が去年の8月でしたので、結構間が空きました。

目次

プライム市場への変更で優待全体が改悪

プライム市場への変更に伴ってプライム上場維持の株主数が減少。
それに伴って、株主優待の廃止が多く発生しています。
そんな中ですが、プレミアム優待俱楽部は思った以上に廃止や改悪が少なく、新設が増えている印象です。

元々危険っぽい銘柄は去年のうちに軒並み改悪をしました。
ジェグジードとポラリスあたりは、今年の優待を最後に終了ってなくってもおかしくない状況。
タメニーはさらなる改悪もあり得る。

 

プレミアム優待倶楽部の健全性が向上

全般的に健全なプレミアム優待倶楽部銘柄が新設されている印象もあります。
業績が安定しているけれども、自社商品を株主に配っても喜ばれない。
配当金でもいいけれど、何となくもので配った方が親しみを持ってもらえる。
それにプレミアム優待俱楽部の場合は、保有数に応じて付与するポイントを増やすのが一般的と比較的に公平。
こういう本来のコンセプトで採用されていると思います。

当初は、採用銘柄を選んでなどいられなかったので、プレミアム優待俱楽部を無理に出して株価を維持したり、無理に株主数を増やすために使われている印象がありました。
しかし、そういうものは当然長続きはしない。
結果的には改悪となり、株主が離れていく結果となりました。
しかし、新設されている多くの銘柄では業績は好調な中のプレミアム優待俱楽部
長期的に安定して優待を送り届けれくれることでしょう。

 

取引量の少ない銘柄を買ってしまうのは避けよう

一方で、優待ポイント自体が1%未満が多くても2%未満が多いのが特徴。
良い意味では無理しておらず、一方では魅力に欠ける。
そこまで還元率が高くないのであれば、あえて取引量の少ないような銘柄を買うと永遠保有でもなければ、株価の値差によって損をしやすい。
オススメではありません。

とは言えプレミアム優待俱楽部の優待利回りの高い銘柄に飛びつくのが最も危険。
たいていの場合は業績がやばすぎて株価が下落。
その結果として優待の利回りが上がっている可能性があります。
そういう銘柄の場合は、優待の改悪だけではなく株価の下落も発生。
結果的に元本さえも大きく損なうことになります。

 

プレミアム優待倶楽部の改悪一覧

◆銘柄の改悪まとめ ※黄色背景が更新箇所

銘柄 安全度 優待変更
Lib Work(1431) 【改悪】
1000株15000ポイント*4→1000株5000ポイント*4
タメニー(6181) × 【改悪】
1000株9000ポイント→1000株4500ポイント*4
日神グループホールディングス(8881)
前澤化成工業(7925)
ランドコンピュータ(3924)
共同ピーアール(2436) 【改悪】
100株2000ポイント→100株1500ポイント(初年度)
アルテ サロン ホールディングス(2406) 【廃止】TOB
アイリックコーポレーション(7325) 【変更】大株主ポイント追加
ツナググループ・ホールディングス(6551) × 【改悪】
200株2000ポイント→500株1000ポイント
ヤシマキザイ(7677)
タカショー (7590) 【改悪】自社ガーデニング商品のみに変更
and factory (7035) × 【改悪】
200株3000ポイント→200株1000ポイント
ウィルズ (4482) 【拡充】
700株3000ポイント→700株6000ポイント
ポラリス・ホールディングス (3010) × 上場廃止の猶予期間入り、非常に危険
ハウスドゥ (3457)
→ And Doホールディングス
【変更】株式分割に伴う調整
ジェクシード (3719) ×  未、非常に危険
ミンカブ・ジ・インフォノイド (4436)
レッグス (4286)
フルスピード (2159) 【廃止】TOB
BEENOS(3328)
【廃止】増配
コーユーレンティア(7081)
【新設】優待利回り1%未満
霞ヶ関キャピタル(3498) 【変更】株式分割に伴う調整
エルテス(3967) × 【新設】優待利回り1%未満
チノー(6850) 【新設】優待利回り1%~2%
オカダアイヨン(6294) 【一部拡充】
400株5000ポイント→400株6000ポイント
日総工産(6569) 【新設】優待利回り1%~2%
ショーエイコーポレーション(9385) 【変更】QUOカードからプレミアム優待倶楽部、優待利回り改悪 1%未満
オイレス工業(6282) 【改悪】100株廃止
コンドーテック(7438) 【変更】米からプレミアム優待倶楽部、優待利回り1%未満
ジーニー(6562) × 【新設】優待利回り2%~3%
ASIAN STAR(8946) × 【新設】優待利回り2%~3%、5000株以上、非常に危険
フジテック(6406)
【一部拡充】
400株7000ポイント→400株10000ポイント(200株、300株は変更なし)
フロンティア・マネジメント(7038)
【変更】保有株式数が細かくなった
タケダ機械(6150)
【新設】優待利回り1%~2%

 

 

【プレミアム優待倶楽部】予想通りのタメニー改悪と絶望のポラリス
https://aoi345.com/finacial-independenc/premium-kaiaku/

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