「となりの億万長者」 前に読んだことがありますが、再び買って読みました。
1億貯めるために色々考えてきましたが、1億持っている人ってどんな人だけっと言う内容の確認です。
まぁ、倹約、倹約、倹約。
お金を稼いでもいかに使わない人であるか。
これが書かれています。 収入がいくら高くても、ステイタスを気にして高い買い物をする人は資産を持っていない。
一見してお金持ちに見えない、高級住宅地に住んでもいない。
こういう資産家に着目した本。
収入がそれなりに高い人。
この人が一般的な住宅に住んでいる場合。
頑張って高級住宅に住んでいる場合。
当然、一般住宅に住んだほうがお金は貯まります。
高級住宅地に住めば、周囲に見栄を張って車や持ち物をブランドにしたりなど、更に出費がかさみます。
残念なのは、そうは言っても収入が高い人が億万長者になれる確率は高いこと。
節約には限度があるため、無駄使いしていない人同士で支出の差は大きくない。
一方で収入の差はかなり大きい。
年間300万の支出をしているとする。
手取り年収400万だと貯蓄は100万。
手取り年収600万だと貯蓄は300万。
収入では1.5倍なのに、貯蓄は3倍となる。
手取り年収600万で年間支出が400万になっても、貯蓄は200万。
これでも2倍。
だから、支出削減より収入アップが良いという話になりそうだが、実際はそうならない。
金は使えば使うだけ、使える。
高い服を買えば、靴が欲しくなる。
靴を買えば、時計も欲しくなる。
時計を買えば、アクセサリーも欲しくなる。
高い服を買わなければ、今までの靴で済む。
収入が高いほど、周りの収入も高い。
それに見合うように服を合わせる事になる。
結果的に支出が上がる。
節約しなければ、手取り年収600万で年間600万を使って、貯蓄は0。
だから、収入が上がっても生活を変えずに支出を増やさない人がお金が貯まる。
お金を手に入れる目的が、ステイタスという名の見栄を張りたい人はお金持ちになれない。
手に入ったとしても、結局使ってなくしてしまう。
我慢をして使いきれないぐらいの額まで我慢できるのであれば、別だろうが、得てしてそういうタイプは我慢もできない。
あとは、当然ですが金持ちは株を持っている。
リスクをとれる。 リスクをとる原資がある。
そして、長期的に見れば米国で結果として200年の平均で年間7%のリターンがある物だから。
結局、基本に戻る。
収入を上げる、支出を減らす、運用する。
目標額がいくらであっても、これが資産を増やす方法である。