株主優待銘柄からの高配当銘柄への移行。
最近特に人気。
株主優待の改悪だけではなく、株価の好調に対する株主優待の維持も影響していると書きました。
さらに東証プライムの維持株主数800人への削減。
もう、無闇に株主を増やす意味もないのです。
株主優待は安定した少数株主の確保も目的ですが、株主優待投資家は一度買ったら改悪さえしなければ保有し続ける。
故に、株主優待の改善は見込みにくい。
一方で配当金。
これの平均的な数値を見るにはTOPIX連動投信の分配金の推移を見ることで分かります。
配当金は平均としてどのくらい増えているのか。
これは10年間で2倍以上に増えています。
平均で、です。
https://nextfunds.jp/lineup/1306/#tab-dividend
株価自体が上がっているので配当利回りが必ずしも上がっているとは言えませんが、キャピタルゲインを得ていない場合としたら配当利回りも2倍以上になっているわけです。
一方で、株主優待ですが、これは改善されているケースは稀、維持されるだけマシ。
それどころか改悪、廃止などの方が多いわけです。
となると、株主優待投資から、高配当投資に切り替えるのは必然。
優待銘柄は100株を分散が基本でしたが、高配当銘柄はある程度は分散はするものの、株数に応じて配当金も増えるので、集中させられる。
と言うことで、銘柄か選択が非常に重要なのです。
間違っても配当利回りが高いだけで選んではいけません。
高配当銘柄と無配銘柄では高配当銘柄の方がトータルリターンの期待値としては負けるわけです。
そういう考えであれば無配銘柄を買って、定期的に売って配当相当にするという考えの方が正解でしょう。
しかし、気分の問題があるのです。
株式を買い進めて一定の株数にする、それを増やしていく。
ポイント集めゲーム。
この集めたポイントを減らしたくないのです。
そのポイント自体の価値が上がって、ポイントを減らしたとしてもトータルの価値は下がらないとしても。。
高配当銘柄であれば、ポイントは減らさない。
維持できる。
さらにポイントがお金を吐き出す。
ポイント自体の価値が上がらないとしても。。
前回のおさらいをまとめると下記の通り。
①一時的な配当増額の銘柄は避ける。
②大幅な配当金の増額をした銘柄は大幅な減額もあり得る。
③1株利益に対して配当金が多すぎる銘柄は避ける。(配当性向)
今回はコレに追加をしようと思ったのですが、長くなったのでまた次回に。。
高配当銘柄投資。上位の銘柄は配当が多いのに株価が安い、その安さには理由がある訳です
https://aoi345.com/finacial-independenc/kouhaitou-erabi/